Time flies.
時は飛ぶ。
「光陰矢のごとし。」、「光陰に関守(せきもり)なし。」
時の流れは、早いものである。矢のように飛んでいき、関所で食い止めることはできない。
Time and tide wait for no man.
「歳月、人を待たず。」
時は非情にも過ぎ去っていくものである。
シェイクスピアの『マクベス』では、
Come what come may, (来るものは、来るがいい)
Time and the hour runs through the roughest day. (Macbeth, I, iii, 146-47)
どんなに荒れ狂う日にも時間は経つものだ。
マクベスが、名君ダンカンの暗殺を空想し、その邪心を払い除けようとして言った言葉である。この身を時に、運命に任せ、自らがダンカンを暗殺する必要はないと、言い聞かせる。しかし、結局、マクベスは王ダンカンを暗殺し、自らが王となる。
もう一つシェイクスピア、『お気に召すまま』より。
Time travels in divers paces with divers persons. (As You Like It, III, ii, 326-27)
時の歩みは人によって速さが異なる。
divers は潜水夫、ダイバーではない、古語で various, sundry (様々な、雑多の)の意味。
時がたつのが、遅く感じたり、早く感じたりは誰もが、経験するもの。
Easter longed for is gone in a day.
たいへん待ちわびた復活祭も、ほんの一日で終わってしまう。
long for は動詞で、「~を切望する、待ち望む」
待つ身になれば、「一日千秋」。
A watched pot never boils.
見つめられる鍋は決して沸かない。
一方、「待たぬ月日は経ちやすい。」だからこそ、時間を大切に。
「一寸の光陰軽んずべからず。」「一刻千金」
Time is money. 時は金なり
特に春の夕暮れは、中国は北宋の詩人、蘇軾(そしょく 1036-1101) に言わせると
「春宵一刻値千金」(しゅんしょういっこくあたいせんきん)
だそうだ。
