「変わらない」
「そう、変わらない。同じですよ」
にっこり。そうしてチャンミン君は私から、さり気なく離れて行った。
うん、はい。
あなたが伝えたいことは、多分
私にきっちり伝わりました。
でも
やっぱりみんなは『東方神起』なんですよ。
とってもたくさんテレビに出てて
とってもたくさん
しかも世界中にファンがいるって、聞いたことあります。それぐらいは・・・知っています。
図書館で本を借りたり
早朝ランニングをしていたり
空手を頑張ったり
夜公園でサッカーをして怒られたり
「仲良く」
なりたいって言ってくれたり。
変わらない。そうなんだろうけど。
それでもやっぱり
『東方神起』と私は、何かが違うと思う。
出逢って、しまったけれど。
恋を、しようと。ううん
恋をしてしまったんだけど。
キャミの上、私の素肌を包むこの上着の持ち主は
こんなに近くで、こんなに柔らかく私に笑ってくれる。
でも今はもう
切なさしか生まれない。
きっと手を伸ばしたら優しく掴んでくれる。
その眼差しを私に向けて暖かな微笑みをくれる。
分かってる。でも
私には出来そうもない。
「でもこのワンピースって、何のために選んでるのぉ~」楽しそうにジェジュン君が聞いてきた。
合コンよ!!今回は気合入ってんのッ!
女子は視線をワンピの山から動かさず答える。
一瞬、動きが止まる。
「合コン??」
「ってあの・・・ね?」
「そうだよね??」そうだけど?女子が答えるや否や
「果南ちゃんが、合コン!?」
さすが、でも驚いたせいか5人
微妙なハーモニーです。
*