シュウジは知らず知らずのうちに
沢山の人々とつながっていた。
神父、アカネ、みゆき、
そしてエリ。
新田の暴行シーンは映画よりも小説のほうが生々しく目を背けたくなったが、その後のシーンのために必要だったかなと思う。
アカネやみゆきとのつながりを強調
するために。
つながりという言葉が適切かはわからないけど。
シュウジはエリに会いに東京へと向かう。そこでエリの「物語」を聞く。
そして、エリとシュウジはひとりとひとりでふるさとへと帰る。
強いひとりと強いひとりで…
すごくずっしりと重く、でも
深く心に残る作品でした。
それぞれ様々な孤独を抱えていて
でも言葉にすると軽くて。
終わりかたは残酷だけど
シュウジは最後に「疾走」して
彼の物語を閉じることができた。
所々にある聖書の言葉と神父の
言葉も印象的でした。
映画でわかりにくかった部分も
小説で理解出来ました。
映画にでていてた「地獄だからね…」って言ってた女の子の話しかた何か好きです。