岐阜第一は、試合中に変わっていく館内環境に対しての順応性が低かったのが勝敗の分かれ目だった。第1セットは良かったけど、時間経つにつれて周りの全コートは誰も居なくなり(他の全試合消化)、館内に人減ってる分だけ室温ちょっと低くなっていってる(多分)、腹減ってきてる(※試合開始、19時05分。第3セットでのチェンジコート、20時08分)とかで色々やり辛ぇって。主将・川口芽生奈のスパイクが決まらなくなっていったのは、その辺の動揺からだと思う。



岩美は、部員全員が家で時間空いてる合計20分くらいを筋トレしてれば、もうちょい戦えたのかなと。なんか進学校っぽそうな練習時間の確保らしいから(※月バレの選手名鑑からの解釈)。両膝サポーターを極力未着用なのは萌えた(笑)。



進徳女子は、ただ金蘭会のサーブレシーブ対応をしきれなかった不運だけが大きかった。地力の差はそんなに無かったのに、サービスエース取られてそこで流れを持っていかれてた。相手のブロック高かろうが時間差攻撃を繰り出してブロックのマークを迷わせてそこを突いてたから、決定力の差は無かったんだよ。



西邑楽の鬼塚雛子ちゃん(←監督監督w)、当時大学バレーボールの関東女子1部リーグ戦で遠目に見てるわ。彼女含めた『20代の監督』のチーム複数が今大会に出場出来てるので、界隈に時代即応が求められているって事。



札幌山の手は、両大腿部サポーターの“レギンス穿き(オレ呼称・BUSU穿き)”からのBUSU力を抽出している選手複数が居た。第1セット終盤に2人出て、更に突き放されてやんの。BUSU力に精度は出せず、プレイ精度低下に巻き込まれちゃったのが本田花那だった。「こんな筈じゃないのに」って自身のスパイクミスに思ってた筈。ビジュアル、後藤楽々に似てた。



宮崎日大が負けたってよりも、『日大全体の女子バレーボールが負けた』ってのが正解。監督も選手も悪くないよ。日大が女子バレーボール全体へ力を殆ど入れてないのは7、8年くらい前から見えてるんで(笑)。


高岡商業は佐賀学園のサーブに対して、自分たちのチーム最大の弱点“サーブレシーブ成功率の低さ”が一気に出ちゃった感じだったと。3年生主体のチームって事で、あと3年で定年(?)の監督にとってはキャリアのほぼ集大成にあっただろーし、県内のライバル・富山第一を再び下して春高帰って来られるかなんてのは全く分からない。


青森西は、今年度のアクシデント(※監督の逝去)を乗り越えたのは良かったがトーナメント抽選運は欲しかったトコロで、2回戦からのシードは要らなかった事でしょー。粘って繋ぐバレーは出来てて、宮古明依が3年生の今年度に会得した“重い打力のブロード(←オレ呼称。よくブロード攻撃使う女子選手たちとは体格がやや異なり、ブロードを察知するの遅れた相手はブロックとして(中途半端に)手を出してみるも打力は元々あるので重く感じてマイナス方向へ弾いてしまい、ポイント取れる)”は良かったが、エース・下山なの葉が後衛に回ったローテでの決定力の低さに加えてセンター戦が支配されて連続失点を重ねてたのがあまりにも痛かった。ラリー続いてた回数は多かったのはポジティブだったんで、同じ試合数こなして試合をしてたらちょっとは分かんなかったのかなー。