コロナ禍で無観客の全試合を視させられてもしゃーねーので、空白年のは視てなかった。

今回はちゃんと視る事にしたのは、春高バレー・2019女子視てアメブロ書いてた答え合わせが2022年度の全日本インカレで出来てて笑っちゃって、「どうあれ書いてて役に立ってたし、今回はちゃんと視るか」と思った。何しろ春高バレー2022女子の優勝校は全試合無観客って分かった時点でネガティブ予想→的中させちゃってたんで。それで翌年度(2022年度)大学バレーボールの九州女子1部のリーグ戦で鹿屋体育大学の曽我紀美(就実高・卒)を視て「3年時の春高視ててなくて、スマン」って思ったりした。そんな前フリ(笑)。


てなわけで、視てった試合で敗退した学校の方を書いてく事にした。尚、第1日目終了前の時点で富士見(静岡県代表)と近江兄弟社(滋賀県代表)が抗原検査関連事項により出場辞退してる(※不戦敗だが、大会出場記録は“参加”扱い)。




三浦学苑は、主将の渡邉織と同じくらい決定力高い駒は薄かった印象。というか進徳女子のレシーブが良かったんで、インターハイのリベンジは返り討ちに遭ったのでした。


郡山女子大学附属は、基本に忠実なバレーに徹してれば勝ってた試合。落とした2つのセットは、共に『相手ブロックに当てようとして狙い過ぎて、強打のスパイクがアウト』があった。そこが勝敗の分かれ目だった。


東京都市大学塩尻は単にトーナメント組み合わせ抽選に恵まれなかっただけで、あの戦力ならベスト16は行ってたでしょー。セッター・櫻井心のトスワークは東龍のセッターたちに比べたら、完全に勝ってたし。


奈良女子はディフェンス面を怠ってしまって空いたスペースにボール落とされる失点重ねて、負のスパイラル起こしての自滅。来年の春高に連続出場しなかったら「そんなモンだろーね」なんだと思う。あの辺、徹底改善させないと。


富岡東は望月玲於奈ちゃん(←監督監督w。30歳未満の監督で、当時大学バレーボールのリーグ戦か全日本インカレ女子見てた可能性有るなら“ちゃん付け”)のアクションが面白かった。それはそれで、選手の“完全な地力の差”は、鍛え上げなきゃどーしよーもない。


首里は1年生の金城知夏が出現しても、彼女は瞬時の判断力が全然足りてなくてなー。高身長ブロック相手に打ち続けてるんだもん。誠英との戦力差は大きく、第2セット中盤で選手交代回数とタイムアウトを使い切って万策尽きて、監督の終盤は見守ってるだけであった。


秋田令和(※秋田和洋女子から改称&共学化)に限らず、今大会の女子地域別代表の特徴として“初出場”と“十年以上ぶり出場”は、コロナ禍の影響によるもの。出場回数重ねてた学校は遠隔地へ満足なスカウトが出来てなくて、今年度がその“落とし穴”のサイクルだったのだ。“初出場”と“十年以上ぶり出場”の学校の選手の出身中学は、近隣エリアの地名が列ぶ。で、出場校は“その地域の女子に足りないトコ”が出て、負けてしまうのであった。


福岡工業大学附属城東に限らず、福岡県の高校バレーボール女子界隈は、試合に対してサイコパスにならなきゃな。昭和時代の『勉強も野球も出来ないから、サッカー』に対して『勉強もアイドルも出来ないから、バレーボール』の印象があってさ。正攻法で春高勝てるとは全然思えないんだよ(苦笑)。