高崎商科大附属は、"高さでは絶対敵わない相手"であり"春高出場の為には絶対倒さなきゃいけない相手"に自分たちがしなきゃなんない事は、「全てのレシーブはAパスに」だった。でないとトスの精度とスパイクの攻撃力は低下し、相手の高いブロックに対応されるかブロックフォローされて相手にチャンスを渡す…。実際Aパスでない時のスパイクは殆ど決まってなくて、あとは相手のミス待ち(苦笑)。相手に比べてサーブが攻撃の駒にならない戦略だったし、セット落とした得点差がそのまま実力の差だったかなー。何しろ相手、セッターは高さ活かした攻撃力を出す為のトス主体にしてたから(=自分たちにとっては、コース読んだブロックはしやすい)、同格には見てなかった感な(苦笑)。



ウィルス禍でモロにダメージ食らってた首里。3年生の殆どは、主催者側により感染拡大防止でインターハイ中止→進路選択優先へ靡いて引退→1、2年主体のチーム編成で県予選に挑んでた。
1、2年主体と言っても、攻撃の主軸は明確にしてた。ただ、明確だった故に相手と比べるとサーブレシーブ効果率の低さが目立ち、それがスパイクの攻撃力低下に繋がって『コンディション間に合わなかった選手がアナリストになってのデータ分析から徹底マークされてるブロック』に掛かってポイント複数落とす→主軸で得点取れて流れ来たと思ったら"強いローテ"が終わってしまう…ってのが最後まで響いた。セッターのトス精度自体はサーブレシーブがしっかりしてれば悪くなかったので(※相手セッターのトス精度に比べれば勝ってた)、徹底マークされてたブロックを散らさせる攻撃の組み立て方の偏りが、相手の攻撃の駒の多さそのまま点差へ反映される事になってた。…来年度、ディフェンス力向上の練習はするんでしょーな。しなきゃ相手に春高連続出場を許す事になる。