【 嘉悦大学 × 国士舘大学 】



嘉悦大学が昨年度秋季リーグ1部3位だったのに今年度春季リーグ1部10位で入れ替え戦に負けて2部へ降格になったのは、ヨーコ・ゼッターランド監督が年度再編成の際に『高身長セッターを置きたい』という欲を露骨に出して見事にしくじったのが大きかった。 …ほら、この監督の価値観はちょっとアレだしさ(←バツイチ女の判断の正しさなんか、プロ野球の首位打者の打率より1割下と思ってるヒトの物言いw)。
この試合、選手のコンディション不良もあったのか出場選手が春季の入替え戦と比べればガラッと入れ替わってたが(※この勝敗でリーグ戦最終順位が決まるので、ターンオーバーの余裕は無い筈)、各高校のスタメンかベンチ入りメンバーが集まってる嘉悦大なので、チームの質の低下は感じられなかったなー。
キャプテンの松岡恵里(細田学園高・卒)は、滞空時間長いトスからのがスパイク打ち易いのは入替え戦視察で分かったんで、見慣れてきて「それでいい、それでいい」と納得出来るよーになった(笑)。
このキャプテンの"灰汁の強いスパイク"の安定度に加えて、小室祐里(札幌大谷高・卒)と窪田美宥(東京都市大塩尻高・卒)は切れ味鋭い攻撃+共にバックアタックが使える、対角2人のセンターでの攻撃…と駒は揃えてて、最大の問題がセッターだったワケ。…見た感触では解決してねーなと(←俺には、ね)。
リベロの鈴木惠(下北沢成徳高・卒) は、「あ、動けてる動けてる」ってコンディション次第だという事は分かった。春季の入替え戦の時は、目に見えて動き悪かったしなー。
使える攻撃の駒の差で、国士舘を振り切れたが、全日本インカレでどーなるか。

国士舘大は、エースの磯野明日香(東京立正高・卒)以外の攻守底上げの成功度がそのまま試合結果に反映すると云ってよく、この最終戦までは順調に来てた。
キャプテンの青木葉愛香里(土浦日大高・卒)は相変わらずのスロースターターで、彼女で得点重ねられずに流れを引き寄せられない事が一進一退の試合展開にしてしまってた。
セッターの佐々木里菜(八王子実践高・卒)は安定感のある形態の方だったんで(※逆は『安定感欠ける形態』w)、そこはどーにかなってた。
磯野の対角のポジションだった中村安里(敬愛学園高・卒)は本当に物足りなくて、ベンチへ下がった彼女に監督が「手首だけで打つんじゃなくて、腕全体を振って打てよ!」って指導してるのが見えたのには「監督!もっともだ!」って同意(笑)。
この試合での国士舘大の、最大のしくじりは『誰が後衛の時にリベロ置くか?』だった。個人的には、磯野を残してバックアタックさせるべき(もしくは"フリ"で置いて、相手ディフェンスに迷いを与える)だった。正直な話、このしくじりが勝負の分かれ目で、第5セット終盤で磯野のサーブからサイドアウト→リベロ置く…で、ビハインド背負った展開で3点は取らないと磯野は前衛に帰れず、対して嘉悦大は安定感の有るセンター、サイド、バックアタックを持ってて攻撃の駒の数で大きな差があって、「あーあ、勝負付いたーっ」って、俺は緊迫感から一歩先に解放されたのでした。



緊迫した第5セットの円陣↓。




嘉悦大学が昨年度秋季リーグ1部3位だったのに今年度春季リーグ1部10位で入れ替え戦に負けて2部へ降格になったのは、ヨーコ・ゼッターランド監督が年度再編成の際に『高身長セッターを置きたい』という欲を露骨に出して見事にしくじったのが大きかった。 …ほら、この監督の価値観はちょっとアレだしさ(←バツイチ女の判断の正しさなんか、プロ野球の首位打者の打率より1割下と思ってるヒトの物言いw)。
この試合、選手のコンディション不良もあったのか出場選手が春季の入替え戦と比べればガラッと入れ替わってたが(※この勝敗でリーグ戦最終順位が決まるので、ターンオーバーの余裕は無い筈)、各高校のスタメンかベンチ入りメンバーが集まってる嘉悦大なので、チームの質の低下は感じられなかったなー。
キャプテンの松岡恵里(細田学園高・卒)は、滞空時間長いトスからのがスパイク打ち易いのは入替え戦視察で分かったんで、見慣れてきて「それでいい、それでいい」と納得出来るよーになった(笑)。
このキャプテンの"灰汁の強いスパイク"の安定度に加えて、小室祐里(札幌大谷高・卒)と窪田美宥(東京都市大塩尻高・卒)は切れ味鋭い攻撃+共にバックアタックが使える、対角2人のセンターでの攻撃…と駒は揃えてて、最大の問題がセッターだったワケ。…見た感触では解決してねーなと(←俺には、ね)。
リベロの鈴木惠(下北沢成徳高・卒) は、「あ、動けてる動けてる」ってコンディション次第だという事は分かった。春季の入替え戦の時は、目に見えて動き悪かったしなー。
使える攻撃の駒の差で、国士舘を振り切れたが、全日本インカレでどーなるか。

国士舘大は、エースの磯野明日香(東京立正高・卒)以外の攻守底上げの成功度がそのまま試合結果に反映すると云ってよく、この最終戦までは順調に来てた。
キャプテンの青木葉愛香里(土浦日大高・卒)は相変わらずのスロースターターで、彼女で得点重ねられずに流れを引き寄せられない事が一進一退の試合展開にしてしまってた。
セッターの佐々木里菜(八王子実践高・卒)は安定感のある形態の方だったんで(※逆は『安定感欠ける形態』w)、そこはどーにかなってた。
磯野の対角のポジションだった中村安里(敬愛学園高・卒)は本当に物足りなくて、ベンチへ下がった彼女に監督が「手首だけで打つんじゃなくて、腕全体を振って打てよ!」って指導してるのが見えたのには「監督!もっともだ!」って同意(笑)。
この試合での国士舘大の、最大のしくじりは『誰が後衛の時にリベロ置くか?』だった。個人的には、磯野を残してバックアタックさせるべき(もしくは"フリ"で置いて、相手ディフェンスに迷いを与える)だった。正直な話、このしくじりが勝負の分かれ目で、第5セット終盤で磯野のサーブからサイドアウト→リベロ置く…で、ビハインド背負った展開で3点は取らないと磯野は前衛に帰れず、対して嘉悦大は安定感の有るセンター、サイド、バックアタックを持ってて攻撃の駒の数で大きな差があって、「あーあ、勝負付いたーっ」って、俺は緊迫感から一歩先に解放されたのでした。



緊迫した第5セットの円陣↓。
