前日にフットサルしてた翌朝、大学バレーボール春季リーグ戦・関東女子1部を視察した。
見たのは3試合で、短評をサッと書く。

試合の前には、開会式が行われてた↓。







【 筑波大学 × 宇都宮大学 】





筑波大は、リオデジャネイロ五輪最終予選控えた全日本に召集されてる井上愛里沙(西舞鶴高・卒)、負傷によりキャプテンの土井さくら(秋田北高・卒)が欠場…という状況で、難しい開幕を迎えてしまってた。
こーゆー状況の中、セッターの塚田しおり(川崎橘高・卒)は上手くコントロールしてたよ。朝日優衣(県立岐阜商高・卒)はレフトでいい仕事出来てたし。
井上愛里沙が居ない中、萩谷沙也加(日立二高・卒)にはもうちょいインテンシティを高く持って欲しかったなーって思った。昨年度も公式戦出場してたんだし、自身が攻守全面に渡ってチーム引っ張らなきゃならない存在にあるのは分かってる筈で、その辺が物足りなかった。
相手サーブに狙われてた田中みちる(金沢商高・卒)、その割にはスタミナが有った。レシーブ猛練習が必要だな。
リベロの和田実莉(金蘭会高・卒)は好調だった。まー、俺が視察してた、昨年度の全日本インカレでの鹿屋体育大よりは与し易かった事でしょー。

宇都宮大は、自分たちの攻撃の“型”を忘れたまま試合に入ってた印象があって、第2セットに入ってから攻撃の“型”を思い出した感じで善戦してた。それ以上にならなかったのは、向こうの“拾うヒト”のレベルが高かったから。
キャプテンの真砂夢雪(國學院大栃木高・卒)は、サーブ以外は安定してた。彼女のサーブミスは、この試合では勿体無さすぎ。『攻撃的なサーブに臨んだ上でのミスは良い』なんてのは試合全体の限られた流れでの話で、攻撃の軸の選手にそれをやられると「ウチら、まだイケるんじゃね?」って相手のテンションを高くしてしまうので、味方のディフェンスを信じられるならキッチリ放り込んだ方がいい…って方法論。彼女の攻撃力を考えたら尚更だ。
宮嵜麗文(←名前は『れもん』と読む。國學院大栃木高・卒)はライトのがやりやすそーだな。







《 ②へ続く 》