全日本バレーボール大学女子選手権大会(通称・全日本インカレ)の大田区総合体育館開催分を視察した。
見たのは5試合で、昼過ぎくらいまでの3試合の短評をサッと書く。校名の後のカッコは、所属する地域学連と今年度秋季リーグ(※東海学連は春季リーグ)の最終順位。
3日の昼過ぎ開催の試合からトーナメント戦の1回戦に突入していて、シード設定校(※関東1部全校、それ以外の地域学連1部の1、2位)は2回戦からで、実質この日が初戦。
【 福岡大学(九州1部1位) × 岐阜経済大学 (東海・春季2部4位) 】
福岡大はシードだった為に、これが初戦。今年度はなんか小粒に感じた(※これまでが『結構な面子揃ってた』って話)。松本夏実(九州文化学院高・卒)のレフトからの攻撃は効いてたが、見てて物足りなさを感じた。ま、初戦だし。数年前、火曜日の中央区で偶々練習見た事あったからそう思った。その時見た1年が今年度の4年だった筈。
岐阜経済大はそんな福岡大の初戦不慣れを突いてたが、向こうが“空間慣れ”してくると(※隣り合ったコートで試合するのは春高と同じ)地力の差が出た。身の丈に合ったバレーは出来てたと思う。多めに筋トレしとけば、面白い試合になってたかも。打ち抜くパワーが足りなかったんだよねー。

【 静岡産業大学(東海・春季1部4位) × 富山大学(北信越1部3位) 】
静岡産業大がシードで初戦。一番高い身長なのが降旗実可(東京都市大塩尻高・卒)の171cmなので、必然的に堅実なバレーを掲げる事になる。そのバレーに徹する事が出来てたかは分かんないけど、一進一退から抜け出してセット取れてるんだよ。
富山大は前日のトーナメント一回戦で同じ地域学連所属の長野大学(北信越1部4位)を下しての二回戦進出だった。
こっちも平均身長は高くない方で(※170cm以上は2人居るが、他は165cm未満)、堅実なバレーを掲げるのは必然なんだけど、勝敗の分かれ目がスロースターターだったか地力の差かは知らない。

【 京都橘大学(関西1部2位) × 新潟医療福祉大学(北信越1部2位) 】
京都橘大がシードで初戦。スタメンの半分が大阪国際滝井高出身で笑った。その中の1人である中田唯香は典型的な“体のバネを生かした、高身長でないスパイカー”。終盤近くで完全にスタミナ切れしてて、自慢としてるであろう強打が全く決まらずフェイントとかで切り抜けて得点してる有り様だった。集中力の持続が出来ないかと思ったが、ひと踏ん張り必要な局面で積極的な声出しはしてたので、足りないのはスタミナの方だと。
キャプテンの宮城奈菜子(西原高・卒)と津賀奈緒(安来高・卒)は好調で、リリーフ的なセッターだった小林理奈(東京都市大塩尻高・卒)は開いてたリードを保って交代出来てたりでそれぞれの役割は果たせてたが、薄氷踏む勝利となってしまった。
新潟医療福祉大は、前日にトーナメント一回戦で同じ地域学連の金城大学(北信越1部1位)を下しての二回戦進出で、試合に臨むテンションは高かった筈。
レフトの小林帆乃華(川崎橘高・卒)、ライトの大塚夏生(博多女・卒)、センターの山西真由(札幌山の手高・卒)の攻撃にはそれなりに破壊力があったので混戦となった。その第2セット終盤は本当に面白かった。そのセットを獲れずに敗退となったのは“京都橘”というネームバリューに対してだったと思うんで、来年度はもっと自信を持って、だなー。

見たのは5試合で、昼過ぎくらいまでの3試合の短評をサッと書く。校名の後のカッコは、所属する地域学連と今年度秋季リーグ(※東海学連は春季リーグ)の最終順位。
3日の昼過ぎ開催の試合からトーナメント戦の1回戦に突入していて、シード設定校(※関東1部全校、それ以外の地域学連1部の1、2位)は2回戦からで、実質この日が初戦。
【 福岡大学(九州1部1位) × 岐阜経済大学 (東海・春季2部4位) 】
福岡大はシードだった為に、これが初戦。今年度はなんか小粒に感じた(※これまでが『結構な面子揃ってた』って話)。松本夏実(九州文化学院高・卒)のレフトからの攻撃は効いてたが、見てて物足りなさを感じた。ま、初戦だし。数年前、火曜日の中央区で偶々練習見た事あったからそう思った。その時見た1年が今年度の4年だった筈。
岐阜経済大はそんな福岡大の初戦不慣れを突いてたが、向こうが“空間慣れ”してくると(※隣り合ったコートで試合するのは春高と同じ)地力の差が出た。身の丈に合ったバレーは出来てたと思う。多めに筋トレしとけば、面白い試合になってたかも。打ち抜くパワーが足りなかったんだよねー。

【 静岡産業大学(東海・春季1部4位) × 富山大学(北信越1部3位) 】
静岡産業大がシードで初戦。一番高い身長なのが降旗実可(東京都市大塩尻高・卒)の171cmなので、必然的に堅実なバレーを掲げる事になる。そのバレーに徹する事が出来てたかは分かんないけど、一進一退から抜け出してセット取れてるんだよ。
富山大は前日のトーナメント一回戦で同じ地域学連所属の長野大学(北信越1部4位)を下しての二回戦進出だった。
こっちも平均身長は高くない方で(※170cm以上は2人居るが、他は165cm未満)、堅実なバレーを掲げるのは必然なんだけど、勝敗の分かれ目がスロースターターだったか地力の差かは知らない。

【 京都橘大学(関西1部2位) × 新潟医療福祉大学(北信越1部2位) 】
京都橘大がシードで初戦。スタメンの半分が大阪国際滝井高出身で笑った。その中の1人である中田唯香は典型的な“体のバネを生かした、高身長でないスパイカー”。終盤近くで完全にスタミナ切れしてて、自慢としてるであろう強打が全く決まらずフェイントとかで切り抜けて得点してる有り様だった。集中力の持続が出来ないかと思ったが、ひと踏ん張り必要な局面で積極的な声出しはしてたので、足りないのはスタミナの方だと。
キャプテンの宮城奈菜子(西原高・卒)と津賀奈緒(安来高・卒)は好調で、リリーフ的なセッターだった小林理奈(東京都市大塩尻高・卒)は開いてたリードを保って交代出来てたりでそれぞれの役割は果たせてたが、薄氷踏む勝利となってしまった。
新潟医療福祉大は、前日にトーナメント一回戦で同じ地域学連の金城大学(北信越1部1位)を下しての二回戦進出で、試合に臨むテンションは高かった筈。
レフトの小林帆乃華(川崎橘高・卒)、ライトの大塚夏生(博多女・卒)、センターの山西真由(札幌山の手高・卒)の攻撃にはそれなりに破壊力があったので混戦となった。その第2セット終盤は本当に面白かった。そのセットを獲れずに敗退となったのは“京都橘”というネームバリューに対してだったと思うんで、来年度はもっと自信を持って、だなー。
