【デンソー エアリービーズ × パイオニア レッドウィングス】

試合開始前の時点で久光製薬 スプリングスはデンソー エアリービーズを抜いて暫定2位浮上でレギュラーラウンド最終戦を終了。デンソーがレギュラーラウンド2位で終わらせる為には何よりも勝利が欲しいトコロ。
一方、パイオニア レッドウィングスも勝利すればVチャレンジマッチ強制出場を逃れての6位が確定するが、7位のトヨタ車体 クインシーズが他会場の第2試合で勝利してパイオニアが負けるとセット率の差で順位が入れ替わってパイオニアがVチャレンジマッチ強制出場となってしまう為、JT マーヴェラスのストレート負けでモチベーションが上がってるであろう岡山シーガルズの勝利を願っておきつつも『負けられない戦い』なのであった。



観客席のデンソー エアリービーズ応援スペースに見覚えのあるジャージの集団…、それは八王子実践高であった。同校出身選手は3人居る。デンソーと八王子実践のコネクションは存在している(←推測、推測~っw)。
その八王子実践高出身である鈴木のライト攻撃の安定度は増してはいるんだが、デ・ラ・クルス欠場してる中でのチーム状況で一歩抜け出せるほどのモノかというとそれは別の話で、満遍なく各選手へトス上げよーとする熊谷の攻撃の組み立て方では、味方選手の決定力が足りないと単調に見られてしまう(→拾われやすい)。第4セットで組み立てを変えてみてたが、セミファイナルでデ・ラ・クルスが復帰出来てコレをやるなら(※デ・ラ・クルス依存というワケでは無く)逆に面白そー。




パイオニア レッドウィングスは、勝利で6位を確定させてVチャレンジマッチ強制出場を免れた。
『とにかく勝てば良い』というモチベーションの高さと、相手へ流れてるデータが互いに少ないパイオニアの服部とデンソーの高橋を比較したユーティリティ度の差(※少々)かなぁ。…あ、俺は服部をあんま評価してないのでぇ。
第4セットにS4ローテから臨んだのには、冨永と熊谷のマルチロール度を比較したら「ここから“攻め”に出ても良いだろう」という頭が働いたと考えた方が面白いでしょー。
急激な世代交代を敢行してここまでチーム作り出来たんだから、来シーズンはもっと面白いチームになりそーだなー。…フロントは放映試合を増やす営業やれよ。視られる試合数がVプレミア女子で一番少ねーチームなんだから(苦笑)。