【NEC レッドロケッツ × トヨタ車体 クインシーズ】


試合前の時点で今シーズン未だ勝利無しのNEC レッドロケッツ、スタメンいじってはみたが勝利には結び付かなかった。…まー、惜しかったんだよ。初っ端に杉山の攻撃へ繋げられなくて、良いリズムに乗せ切れなかったのが痛かった。それに加え、トヨタ車体に対してパワーの対決を挑んだら絶対負けるのに第1セット途中から何故かそれをやっちまってやんの(苦笑)。
モルナールの移籍理由、金銭的なモノ3割ぐらいあるって事が分かった。前所属クラブのパナシナイコスって、ギリシャだよ(笑)。俺、欧州football視まくってるヒト~っ。
ギブマイヤーへのブロック対応は間違ってなかったが、相手ウィングスパイカーの眞、都築がレベルアップしてたのを読み切れなかったのは間違いないでしょー(苦笑)。
気持ちを全面に出してガツガツ打てる日本人ウィングスパイカーがチームに出て来ないのはキツいよなー。こーゆー人材を配置出来て初めて、監督が望む『攻撃的な布陣』を敷けるというもので。サーブレシーブは拾えてるが長いラリーへ持ち込まれると相手にポイント取られてるという事は単にスパイクを打ち切れてない、と。
監督の『高卒入団選手の育成能力』に関しては相手の葛和監督に比べたら数段劣るのは間違いないので、その辺はどう工夫するかだな。…個人的には、監督には春高バレーのコチキャラをやってもらって、視野を広めて欲しいんだが。






トヨタ車体 クインシーズは、本当の意味での全員バレーが出来たのが良かった。途中出場の都築と田原が、今までの出場時間の少なさから奮起してた。都築は硬軟織り交ぜた攻撃で、田原は速い攻撃と効果的なブロックでチームを勝利へ導けたもんなー。
先週日曜日に続いて、長いラリーへ持ち込めると殆どポイントが取れてたんだから、『粘り』が身に付いてきたと云えるでしょー。セッターの藤田が献身的なレシーブを数多くしちゃってるのは、ちょっと勿体無い気もしてたが。
ギブマイヤーがしつこいブロックに苦しめられてたが、眞がそれを補って余りある活躍を見せて、逆に理想的な試合運びへ持ち込めた。1人へマークが複数取り付かれた局面で、マークの緩んだ方の1人が確実に決められれば相手を多少なりとも混乱に導いて、思ってるよーな攻撃を展開出来る様になる。この試合では、左サイドからガンガン行けた事。
個人的にはセミファイナル進出を果たして欲しいかなー。セミファイナルは連戦だから、こーゆーチームが出て来た方のが面白そーだ。