わたしにとって、お母さんは万能な人で、何をしても敵わない相手でした。


頭もよく、運動神経もよく、自分があって、ホスピタリティ精神も強く、優しく、絵も上手く、要領もよく

何をしても万能。
なんでも出来る。
ひとりで抱えても、愚痴一つこぼさない。


わたしはそんなお母さんが憧れであり、越えられない壁でもありました。


お母さんみたいになりたくて世話好きになった。
お母さんみたいになれば、認めてもらえるかもとも思っていた。


テストでいい点とっても当たり前だし、出来ない方がおかしいみたいな感じなところもあるくらいに、うちのお母さんは優秀。


なんでわたしはこんなに出来ないんだろう?



わたしはいつもそう思ってきた。


仕事を休んで実家にいるようになってから、わたしはお母さんのウィークポイントがよく分かるようになってきた。


お母さんは、どうやら


自分のしたいことしかしないし

割と自分と違うことに対して否定的で

出来ない人の気持ちはどうやら分からないらしい

改善をいつも考えてきている人であり、そのままの相手を認めるのが苦手



今まで神格化させてきてしまっているので、全く気が付かなかったことがポコポコと出てくるようになりました。