5月の終わり頃から痛みが強くなり、週単位で痛みのレベルが上がっていく中、6月下旬の診察時に点滴による抗がん剤投与をやむなく検討
ゆうかにとって、点滴タイプの抗がん剤は最後の手段
がんの再発・転移が判明してからかれこれ5年・・・ 原発ガンの治療を経験してきたゆうかが大切にしてきたことは・・・
できるだけ根本的なケアをすること
QOLを下げないこと
「根本的なケア」とは、端的に言えば、自然治癒力(免疫機能)の向上
例えば、生活習慣(主に食事)やストレスマネジメント(精神面)の改善
そもそもいろんな意味で「キャパ」が小さいのに、生真面目で責任感が強い性分から、だいぶ自分自身を心身両面から傷め続けてきてしまった・・・ その結果が「今」とようやくじわじわと肚に落ち、ここへ来て「自分自身を(思い切って)癒す」方向へと舵を切り、コツコツと実践中(特に精神面)
なので、体温を下げたり正常細胞を傷つける投薬は出来る限り回避したいのです
また、ゆうかにとって仕事ができないほどのQOLの低下は、稼ぎ頭として致命的
ただ、ガン細胞はそんなにあまいもんじゃぁない
(それなりに責任のある立場で)仕事してると、ストレスマネジメントもなかなかむつかしい
さあ、どーするっ
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これだけ痛みが強いと、既にQOLは下がってきている・・・
だったら、このタイミングで最後の悪あがき(点滴による抗がん剤)をしてみるのもひとつ・・・
そしてもう一つ、ゆうかの背中を押したもの・・・
いつもお世話になっているお寺の和尚さんからのアドバイス
でも正直、すごーく悩みました ( ̄_ ̄ i)
和尚さんとの付き合いはかれこれ10年近く
ずーっとアドバイスを素直に聞いてきたお陰で、ゆうかの(ガタガタと落ち着かなかった)人生が整い始め上手く回り出したという、ゆるぎない実績
が、命にかかわる決断の時に、意見・考え方が真っ向から対立するという・・・
自分の信念を通すのか、この10年間のゆうかの人生を救ってきてくれた和尚さんのアドバイスを聞き入れるのか・・・
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主治医の最初の提案は、タキサン系の抗がん剤とアバスチンの組み合わせ(毎週1回投薬)
一旦は了承しましたが、よくよく考えると、毎週1回仕事を休むのは(ゆうかにとって)あまり現実的ではないし、タキサン系は原発ガン治療の時に経験済で、そのツラサさといったら。。。こりゃ、とても仕事どころじゃなくなる、とゆーことで、7月初めの診察時にお断りしました
で、代替案がハラヴェン
薬嫌いのゆうかに配慮していただき、「減薬」で始めることに
第1回目の投薬日が7/13
投薬直前まで迷っていました
その日の気分はユーウツ・・・死刑台にでも上る気分
投薬前の血液検査で、既に白血球数が減少
(完全にメンタル面が影響 笑)
急きょ、更に減薬(2段階減薬)することに
(内心 ちょっとホットしてました 笑)
減薬したせいか、心配された副作用は無し
ので、投薬続行を断る理由が無く、翌週の第2投目を実施
(つづく)