約7年もだらだら続いた「長い春」からプロポーズに至るまでのお話を
シリーズとしてお伝えしています。
これまでのお話はこちら
夢がかなうまでのお話① 長い長いぬるま湯のような スピリチュアルと出会う前
夢がかなうまでのお話② 愛されていても満たされない スピリチュアルとの出会い
夢がかなうまでのお話③ スピリチュアルにハマれども願いは叶わず・・・
どれほどワークしようが、
お互いの間が悪くなることはなくても
良い方向に発展することもない状態のままでした。
とあるスピリチュアルの受講が区切りがついたところで、
何にもかなわないまま、
自分で勝手に「卒業」を決め込んで、
スピリチュアルの学びを拒絶するに至りました。
それまでに学ぶために投じたお金がいかほどか、
自分でも計算をしたくないほどたくさん投じました。
それが全て無に帰したわけです。
しかし、ここで潔くあきらめた方がいいと、
自分で割り切るようにしました。
収入の面ではあまり心配ないことをいいことに、
育ちの過程で子供のころから自分のやりたいことを
自由に時間をとらせてもらえなかった反動で、
将来に向けて建設的に動くよりは、
どーせ何をしてもうまくいかないならば、
自分のために時間を使っちゃえ!
と、自分がその時ハマっていた趣味に没頭する毎日でした。
長い春がさらに長引く原因がここにありました。
自分で勝手に家庭を壊しておいて、
好きな人と一緒になりたいと思うのは
周りにとってはただのエゴでしかない・・・
周りが喜んでくれないことはしちゃいけない、
だからこのまま動かない方がみんなの幸せのためなんだ、
・・・結局、
やはり周りのせいにしてました。
自分で何一つ決断をせず、
周り…というか、彼が動いてくれたら、
彼が決断さえしてくれたら、
何とかなりそうなのに・・・
もう完全に他力本願でした。
そんなんでスピリチュアルにすがりつく方がムシが良すぎる、
とは今になってこそわかりますが、
当時はそんな風には思わず、
スピリチュアルは
願えば自分の都合の良い風にかなうと、はき違えていました。
どうあがこうが、
空回りな状況も、
打破するまでにはあと2年はかかりました。
つづく。