義父の古稀祝いのとき
親族一同で旅行に行きたいと言っていた
結局、住んでいる場所も離れていたり
各家族の予定が合わず行けなかった
そこで義父は 旅行を諦め
自分の古稀祝いをするために 自分で会場をおさえた
私の父が古稀祝いのとき
私たち子供たちが 食事会を企画した
普通は周りが
「お祝いしたい」と言う気持ちから
会を開くものだと思う
いよいよ
義父の古稀祝いが前日となった日
偶然にも義祖父が亡くなった
以前より体調が優れなかった義祖父
義父は自分の古稀祝いをどうしてもやりたかったので
義祖父が亡くなる前にと
本来の古稀祝いの日程より早めて企画をしていた
義父は、自分の父親の体調より
自分の古稀祝いの方が大事なのかと呆れてしまう
そして
義父の古稀祝いを予定していた日は
義祖父のお葬式の日となった
私たち家族は
義祖父が亡くなったのは急だったが
古稀祝いで帰省する予定でスケジュールを調整していたため
お葬式には家族全員で参列することができた
義祖父は親族一同が集まる日を知っていたかのように
その日に亡くなった
義祖父は 自分の最期が
自分(義祖父)のことよりも
子供(義父)が自分の古稀祝いを優先するとは夢にも思わなかっただろう
義父は自分を育ててくれた父親(義祖父)の最期を
どう思っていたのだろうか
義父は自分のことに置き換えて考えることはできなかったのだろうか
私が同じような状況だったら
周りからお祝いしたいと言われても
自分のお祝いなど後回しで 父の体調を優先に考えるだろう
でもこれが普通のことだと思う