商工会議所へ夫とともに相談にいく。
「たこ焼きとから揚げのテイクアウトのお店をしたい。」

商工会議所の方は親身になって話を聞いてくれた。
ただ、今のところ私たちの住んでいる街では空いている店舗が少ないとのこと。
空いたとしても、自分たちが希望する敷地より広い可能性も高い。敷地が広ければその分、家賃も上がる。
そしてなにより資金がない…
お金を借りるにしても、少なくとも借りるお金の1/5は手元にないといけない。
また、店をオープンするのはある程度、お金があったらオープンはできる。オープンしたものの経営難で閉店となってしまってはなんにもならない。

そうだよな、そうだよな…

突きつけられる現実に怯みそうになる心。夫も同じ思いをしていた。

相談を終え、帰ろうとしたところに商工会議所の専務が登場。
夫が仕事に行けなくなった日に、友達が信号待ちをしていたら、偶然、商工会議所の専務と会い私たちの話をしてくれていたため、少し話をした。

「駅の近くのお好み焼き屋さんが先日閉まったみたいやで」
地図を出してくれ場所を教えてくれる。

私:「ちょっとその場所、見て帰りますね」

専務:「またなにかあったら相談においで」

深々と頭を下げて、商工会議所を後にした。

夫と自転車を漕ぎながら、お店跡地へと向かう。

そのお店の跡地は、大通りから少し奥に入ったところ。
そんなに広い敷地ではない。
すでにスケルトンになっているが、お店の屋根?はそのまま。古い感じでお店の名前が残っている。
場所的にイヤな気はしない。
「家賃や敷金、礼金はいくらくらいするんやろうなあ?」
「どうする?もう一回商工会議所に戻って聞いてみようか?」
2人の意見が一致し、商工会議所へ戻ろうとし、信号待ちをしていると、商工会議所の専務が。
「今、電話で聞いたら、さっきの物件、敷金礼金〇〇、家賃〇〇万やって。またなんかあったら、相談においで」

資金やなあ…
夫も私の気持ちはおんなじ。
現実を知り、凹む気持ちもあるけど、こうやって相談にこれたことも一歩前進。

大丈夫。
元気で生きてたら、なんとかなる。