*箱庭 | rika.LifeNEWS≠REALTIME/BLOG

*箱庭

『箱庭』

詞,rika.



疑いとかじゃなく
理由とかじゃなく

ただ 期待してしまうだけ
五月の雨 降り始める 冷たいスコールの中

僕が1番
わかっている事

君はきっと此処へは来ない

見慣れた木陰の路
君の面影かき集め

¨好き¨だとか¨愛してる¨ そんな言葉は理屈じゃない事 僕が一番よくわかってた

嘘つきな僕を君は許してくれるかな?

本当の自分 隠してさえ
側にいたかったから

忘れられないよ
彼にむけた その笑顔
握りしめたその手は
僕のものじゃない
愛しささえ 振り切れたら
どれだけ 楽になれたろうか

¨特別な恋¨したわけじゃない だから 忘れられるはずなのに

こんなにも雨が冷たいのは何故


思い出にさらわれて 君の聲(コエ)がぼやけていく

ずっと側にあった その眸(メ)は揺れていたのに

¨好き¨だとか¨愛してる¨ そんな言葉は理屈じゃない事 僕が一番よくわかっていたのに


滑り落ちる
移り気な箱庭

忘れたくないよ
僕にむけた その笑顔
もしも僕に差し延べたその手を
握り返す事ができたら‥


¨特別な恋¨したわけじゃない から 忘れるから

君が側にいなくとも大丈夫だよ

言い聞かせ
しまい込む

五月の雨 止まない記憶
そっと 触れてしまうだけ