『ええっ……俺を食べた?それってどういう…』
ツナは焦っていた。こいつならありえる…(この前保険体育でなぜか骸が先生を勤めてたし)
『おやおや、心配しなくても大丈夫ですよ。味わって食べましたから』

『余計ダメだろ!あぁ…もう終わりだ。俺こいつに……ぐすっ』
ツナの様子の変化に気がついた骸
『ちょっ…どうしたんですか!?』
しかしツナは骸に答えることはなくただひたすら静かに泣きつづけた
『ぐすっ…』

『つなよしくん……』
勿論ツナを泣かせた原因は元々はこいつにある訳だが、あほな骸は気がつく筈がなかった


『だって……骸、俺の事食べちゃったんでしょ?もう…終わりだよ』

『つなよしくん…すみませんでした。』
しかし謝ったところでツナの機嫌がよくなるはずがなかった


『骸…あのさ』
しばらく経って開口一番ツナが切り出した

『なんですか?ツナよしくん』


『…なんでそれをする時言ってくれなかったの?』
若干枯れた声で話した

『なんでって……君はいませんでした』


『は?』
ツナは耳を疑った。

『だからですね、君はいませんでした』
キッパリと言い切った。やはりこの男は頭がアレなんだと実感させるには十分な一言だった

『な、なにいっちゃってんの…?俺がいないのに俺を食べたって……骸、それ幻覚じゃない?いや。幻覚にだとしても最低だ』
二人の会話が食い違っている事にツナは不信感を抱いた

『ちがいますよ!全く失礼ですね。君がいなくてもツナは食べられます!』

『それ何処のツナさんんん―――!!?』
もしかしたらツナという珍しい名前の人が骸のお友達なのかも…ツナはそう信じたかった。自分の貞操を男に奪われたなんて格好悪すぎる

『まぐろです』

『は?ちょっ…バカにしてんのかよ!』

『いいえ、ケフィアです』

『ヨーグルトだろ!それは!!もう、いい加減にしろって!』

『だからですね、僕が言いたいのは食べたのはツナです』

『だから何処のツナさんん―――!!?』

『まぐろのツナさんです』

零地点突破ではない空気が凍った。零地点突破であったらどれだけ報われただろうか
凍ったままの空気を溶かしたのは氷の弱点である炎。ごうごうとイクスグローブからは死ぬ気の炎が燃え盛っていた

『つ…つなよしくん?』

『骸……まぎらわしいこと言いやがって…まぐろのツナだぁ?だったらっ(バキャ)始めから(メキョ)そういえー!!(ボキ)』

これにて一件落着。骸が食べたのはまぐろのツナさん。よかったね!ツナくん!


THE END OF MUKURO.


☆おまけ☆
骸が折った骨の数6927本!

骸『これだけが…僕の報いです』