スーパータイガージム ⑧ | 南条隼人&ミラクルマン オフィシャルブログ 「俺と一緒に盛り上がろうぜ!」 Powered by Ameba

スーパータイガージム ⑧

高2の2学期の終わり頃、初代タイガーマスクこと『佐山聡』が、スーパータイガージムを立ち上げた。
元々タイガージムはやってたけど、改めてUWFのスーパータイガーとしてオープン。

コーチは山崎一夫さんや、宮戸さん。

ここに飛び込めば、レスラーになれる!!

今しかないだろう!!

高校を辞めて東京に出よう!
数学の授業は、次の時間から『微分積分』らしい…
数学嫌いな僕は、今しかないだろう!!(笑)

親と担任を説得して、無事高校を2年で卒業…。

上京する事になりました。

世田谷区三軒茶屋、高級住宅街だけど、大学生の下宿先に入れてもらい、四畳半、風呂無し、共同トイレと台所で、1万4000円
鍵は南京錠だった。

部屋しかない状態だけど、ジムとバイト行くだけだから充分!!

当時の練習メンバーに、元WARの北原さん、平さんが居た。

でも東京出て早々に、佐山さんがプロレスを辞めて、本気でシューティングに専念しだした。

相談したら、『プロレスはやめた方がいいよ!』

ここに居てもプロレスラーにはなれないな…。

俺なんか小さいし、やっぱりメキシコ行くしかないのか…。

とりあえずまたバイト生活…。
少しプロレス熱が冷めだした。

群馬に帰るでもなく、ミニストップで夜間のバイトしながら、東京で遊んでた。

ある日、もうタイトルも判らないけど、ある映画を見て、頭をガツーン!!と!!
ミュージシャンになろう!!と…。

ギター買って練習して…。

まだあるのかな?『デビュー』って雑誌買って、オーディションに応募しまくって。
その時点で間違ってるんだけどね…新人タレント募集だから…。
アイドルとか劇団だし(笑)
実は中1の頃、まだプロレスラーを志す前は、毎週日曜日に群馬から東京の劇団にレッスンに通ってた。

そして17歳の時、オーディションを受け某事務所に所属。

当時『しぶがき隊』『少年隊』『少女隊』等が人気があり、完全に二番煎じ…いや、三番?四番煎じ?の、『乙女隊』なるユニットを事務所が出した。
もちろん売れませんわ(笑)

こんな事務所はダメだろ…で、バンドをやりだした。

けど結局、大都会東京で、プチ詐欺??に引っ掛かって、挫折して前橋に帰る事に…。

つづく