母が「末期がん」だったということがわかり、
自分でもビックリするほど、落ち込んだ。
それは、
病気を見つけてあげられなかったこと、
我慢していたのかもしれないのに、冷たく当たっていたこと、
親孝行だと思っていたことを何もしてあげられなかったこと…
言いだしたらきりがないほど、後悔は山積みだった。
残された時間がどのくらいあるのかわからない中で
何をしてあげらるんだろう?
このまま消耗していく母を見届けるのか、
と思うとしんどかった。
そして、本当に自分が一人になることも
しみじみ考えた。
母の痛みと同化するように
自分のお腹も痛くて、食欲もなくなった。
でも、ハタと気がついた。
私が代わってあげられることではない。
私が倒れることを母は望んでない。
しっかりしなきゃ、と思った。
そして、
こんな親不孝な娘で申し訳ない気持ちで
いっぱいになってたけど
もしかしたら母は、
こんな娘でも産んで育てた自分の人生に
満足してるかもしれない。
後悔してるかもしれない。
どちらにしろ、母の人生だった。
私の人生ではない。
私は私の人生を生きなきゃ。
母の望む生き方ではないかもしれないけど、
私の人生だった。
大っきらいだった母。
親孝行しなければ、という呪縛。
そして、
その呪縛にしがみついていた自分
に、この歳になって
今になって、やっと気づいた。
(情けない…
)
母子癒着、決着の時が来たんだね。
やっと
へその緒が切れるのかも。
今はそんな気持ち。
