わーお。

智則さんと武田さんのペアで観られるなんて。

矢島さんと伴さんのダブルキャストで観られるなんて。

なんって贅沢キラキラ


主演は、7MENS侍の佐々木くん

それから、少年忍者の鈴木くん。


だけども、こちらとしては

つかさん作品の俳優勢に、作品本家の扉座、劇団集団円まで入って、周りを固めるの層が素晴らし過ぎる。

ということで、3回観てまいりました。


古い作品だけど再演を繰り返している、素敵な作品。

きっと、コレを観た、日々を頑張る若者達の背中を押してくれるでしょう。

親子愛もグッとくるし、笑えて楽しく、後半は泣き通しでした。


現代と照らし合わせ、今だからこそ大切な言葉もあれば。

今、それは通用するのか?言って良いのか?

その言葉に心を痛める人がいないものかと心配になる部分もあるけれど。

大筋としては、とても前向きな、素敵なお話でありますので。

今後も沢山の人に楽しんでもらえる作品であって欲しいなぁ。


智則さんと矢島さんのペアは前回、前々回の公演と観てきたけれど。

矢島さんの増した迫力に、この公演で1番の衝撃を受けました。

本当にね。

全身に激しい衝撃を受けて、びっくりした。


みんな良くて良くて。

とにかく、伴美奈子さん。上手い!

そして、木崎ゆりあさん。熱い!

更には、荒井敦史くん。こんなに良いんだっけ!?完全にスターじゃないか、知らなかったぞ!


そうは言ってられない程、誰もが主役という程に良い舞台でありました。

なかなか無いのよ、そんな舞台。


「この世は舞台、人はみな役者」

ウィリアム•シェイクスピアの名言をなぞった、そんな台詞があったり。


「一度言った台詞を言い直す事はできない」

といった台詞も、何だか胸に刺さりました。


東京千穐楽は、終演後にカーテンコール劇。

『10年後のフォーティンブラス』


あんだけ泣いて幕が降りたのに、どんだけ笑わせてくれるのさ。

皆んなの意外な10年後!

下っ端が偉くなってたり、スターがペコペコしていたり、誰と誰が結婚していたりハート

成仏したと思われた亡霊が、10年後も劇場に住み着いている!とか、笑ってしまいましたわよ。


私は東京の3公演のみ観劇でしたが、神戸の大千穐楽まで大盛り上がりだった様です。


末永く、再演を繋げてくださいませ。