ご覧くださりありがとうございます。

わが子を6歳で英検2級に合格させたママじゅんです。

 

今日は英語の絵本を手にとって選べるような本屋さんがある場合に

気をつけてほしいことについてお話させていただこうと思います。

 

今日のお話は選び方というよりも

選んだ本に対しての声がけや

自分で選んだはずの本を読まない子どもに対してになります。

 

感情的に発した一言で

お子さんのやる気をそいでしまい

英語嫌いにしないためにも

最後まで読んでいただければと思います。


 

わが家は上の子が5歳になったころ夫の仕事の都合で

タイで生活することになりました。

 

それまでは田舎暮らしだったので、英語の絵本は

Amazonから買うしかなかったわが家でしたが

タイの家は徒歩圏内に紀伊國屋書店があるという

とても環境の良いところでした。

 

そこには英語の絵本やチャプターブックが選びきれないほどあったので

英語の児童書コーナーに連れていき

自分で好きな本を選びなさいと好きに選ばせるようにしていました。

 

児童書コーナーと言っても幼児からティーンエイジャー向けまで

幅広く取り扱いがあったので、あれもこれもと娘は選んでいました。

 

自分で好きな本を選ぶようになってからは

対象年齢よりも少し高めのものを選ぶので読めるのかな?と

心配したりもしていましたが自分で選んでいるからか

途中で挫折することなく読み進めていたように思います。

 

読みすすめていたといっても、すんなり読み終わっていたわけではありません。

読むのに時間がかかったり、読みたがらなかったりすることもありました。

 

そんな時、”ほらね、やっぱり難しいでしょ?”と内心思うことはあったし

”読まないんなら買わなきゃいいのに”なんて思ったこともありました。

せっかく買ったんだからちゃんと読んでよ…とも

 

だけど、それは絶対に言わないようにしてきましたし

今後そういうことを経験するであろうあなたにも

それは言わないでいただきたいと思います。

 

お子さんには難しそうな内容だったり

対象年齢がお子さんの実年齢よりだいぶ上の本を選んできたとしても

そんな本を選んで読めるわけないでしょ。とか

難しそうだからそんな本やめたら?とか

こっちの本にしたらどう?などと言いたくなる気持ちをグッとこらえて

どうしてその本を選んだの?とか

どういうところがお気に入りのポイントなの?というような問いかけをして

子どもの選択を否定するような言葉がけをしないように

していただきたいなと思います。

 

なぜならそういう言葉を言ってしまうと

子供のやる気は一瞬でそがれ

じゃあもう読まないとなってしまうからです。

 

子どもの心って周りの大人

とくにママの一言に影響されることが

とてもとても多いのです。

 

それなのに、ママから”ほらやっぱりだめだったでしょ?”

みたいなダメ出しをしてしまうと

小さい子どもの心に”何をやってもだめなんだ。ガーンガーン”と植え付けてしまうのですえーん

これが、英語の絵本に対してだけでなく他の事柄に関しても影響して

新しいことをやろうとしても

きっとだめなんだろうなと思うようになってしまうことにだってなりえるのです。

 

だからこそ、子どもがやろうとしてできなかったことをダメ出しするのではなく

やろうとしたことをほめてあげてほしいと思います。

 

よく考えてみてください。5,6歳の日本人の子どもが

自分から英語の本を選んで読もうとしているだけでもすごいことじゃないですか?

 

当時の私は自分が抱いた不満を口に出さないようにしていただけですが

今その当時に戻れるのだとしたら

こんな英語の本を読もうと思うなんてすごいね。

ママはそんな年の頃に英語の絵本なんて読んでいなかったよ。

でも、〇〇ちゃんだったらサラッと読んじゃうんだろうね。と声をかけるだろうなと思います。

 

親からかけてもらった言葉は良くも悪くもずっと子供の心に残るのです。

子どもの心に残る言葉をかけてあげるなら

ネガティブな言葉よりもポジティブなもののほうがいいですよね。

 

なので、できていないことに目を向けるよりも

ほんの少しでもできているところを探して

声に出して褒めてあげてほしいと思います。

 

大人からみたら大したことないように思えることでもです。

褒めるハードルを下げてほめてばかりいたら調子に乗るんじゃないか?

と心配になる気持ち私もそうだったのでとてもよくわかります。

 

だけど、娘が思春期になった今とてもよくわかります。

小さいときくらいしか調子に乗れることはない。と…

 

小さいうちに調子にのってた子どもは

自分ができないことに直面したことでもなんとかなるさ、できるはず。

とできるを前提で考えられます。

 

調子に乗らせたら、人前でも偉そうにするのではないか?と

心配にもなりますが、大きくなるにつれて自分は何者でどれくらいの人間なのか

子どもは子どもなりに感じてきます。

 

だからこそ、お子さんが小さいうちに自分はすごいんだ!!っていっぱい感じさせてあげてほしいと思います。

 

大人から見たら些細なことでも

子どもにとってはやるのはなかなか大変魂が抜けるなこともあるのです。

 

そこをできて当たり前とするのではなく

ほめないにしてもできたね。と認めてあげてくださいね。


 

では、読みが進まない時にうちの場合はどうしていたのか?というと

あえて英語の本を読ませようとはせず、日本語の本をすすめてみたりして

英語の本をせっかく買ったんだから読め!!なんてオーラを出さないようにしていました。

 

そして忘れた頃にすっとぼけたふりして

”この前買った英語の本ってどんな話やったん?ママに教えて〜。”と言って聞いたりしていました。

 

そうすると私に内容を伝えるためにちょっと読み始めて

夢中になって読み始める。ということが多かったです。

 

たまにわからない単語を聞いてきたりしていたのですが私もわからない汗うさぎのと

英語は英語、日本語は日本語で言葉の持つ意味を知ってほしいと思っていたので

英和辞典ではなく英英辞典で一緒に調べたりするようにしていました。

 

できなかっただけでしょ!?と言われるかもしれませんが、

わからないと言われたことを一緒に調べたり調べ方を教えたことが

その後の自発的な読書に繋がっていったのではと思っています。

 

 

お子さんが自分で自由に本を選ぶことを

どんどんさせてあげてください。

今はまだ読めないものを選んでくるかもしれませんが

それでもいいのです。

 

自分の意思で決めるということが

とても大切なことですし

それをさせてあげることで親も

お子さんの好みがわかってくると思います。

 

わが子はどんなことが好きで

どんなものに興味を持っているのかがわかれば

それに合わせて子どものレベルにあった本を探して

与えてあげることもできますし

関連するような日本語の絵本や本を読むことで

英語で読んでも理解が深まることもでてきます。

 

子どもの好きから始まる学びは

親の持っていき方次第で

子どもの持つ可能性をぐんぐん伸ばすことができます。

 

なのでお子さんの選択を否定せずにまるごと受け止めて

それを認めてほめてあげてほしいと思います。


 

余談ですが、

ママが喜ぶと思ったから

ママに褒めてほしかったからやっていた。

やることはいやではなかったけど、

別にやりたいことでもなかったよ。

でも、小さい頃に英語をさせてもらっていて

ほんとに良かったと思う。

と現在中2の娘は言います。

 

それだけ学校の授業だけで英語を身につけるのは

大変なことなんだと周りを見て感じたのかもしれません。

 

子どものレベルに合った絵本を探して読み聞かせをしてあげる。

子どもが読みたがった本を買ってあげる。たったそれだけを続けただけで

学校で英語に苦労せず、英語ならできる。と自信を持っていてくれる子になる。

 

未就学のお子さんを育てている真っ最中では

なかなかお子さんが小学生になる、中学生になる。

というイメージがわきにくいかもしれませんが

これを読んでくださっているあなたには

あなたのお子さんが大きくなって英語に対して自信を持ち

学びの環境を与えてくれたことに感謝をしてくれる日が来るのを信じて

ゆるくおうち英語を続けていってほしいなと思います。

 

ゆるくてほんとにいいの?と思われるかもしれません。(実際私もそうでしたし)

でも、本当にゆるくても大丈夫です。

お子さんが英語を嫌いにならないように

ゆっくりでも継続することを目的に

続けていっていただきたいと思います。

 

今日も最後までご覧くださり

ありがとうございました。

 

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