こんにちは。ミラクルバシです。



いいね&フォローありがとうございます。

ポイ活の励みになります。





今日で朝の連続テレビ小説「らんまん」が最終回を迎えましたね。



神木隆之介くんの卓越した演技力、脇を固めるキャストの熱演、随時出演したお笑い芸人の話題性etc...



細かい粗はありこそすれ、「ちむどんどん」と「舞いあがれ!」後半で地に落ちた朝ドラの地位を復権するような良作だったと思います。



なぜここまで良い出来になったのか?
上述の通り演技が良かったことや、そつなくまとまった構成もありますが、一番の要因は



母親役の広末涼子が途中降板したこと



これが最大の成功要因だと思います。



降板自体は不幸なスキャンダルではありましたが……
広末涼子が降板したことにより、


・祖母の逝去を感動的にできた


松坂慶子が演じた祖母のタキ。
厳しくも優しい素晴らしい役でしたか、その散り方も桜の散る様と交錯させた、幻想的な演出でした。



そこに広末涼子というノイズが最低限しか入らなかったことで、感動を集約することができたと思います。



・夫婦の絆に作劇を集中できた


昨今の朝ドラは家族(両親や兄弟)が変な事をしたり急逝したりして、主題がブレる事が多かったですが……



広末降板により母親や高知の家族の余計な描写をカットすることで、後半の主題である夫婦の絆をしっかり描ききる事ができました。



これらの事が棚ぼた的に起きたことにより、らんまんは良作として完走できたように感じました。



トラブルを昇華して成功要因に変えた制作スタッフを称えつつ……
らんまんという良作を視聴完走できた事に感謝したいと思います。
それでは。