代理出産のメリットとデメリットについてです。
代理出産の最大なメリットは、自然な方法で子どもを持つことができない方にとって、自分の子供を授かり、新しい「人生の旅」をスタートすることができることです。先天的な疾患や健康状態が原因で出産が困難な女性も、子どもを持ちたいと願いを叶えることができます。代理母として選ばれる方は、基本的に健康で若く、経産婦かつ妊娠期間中、しっかりサポートしてくれるパートナーや家族がいる方が選ばれます。妊娠、出産に不安を感じる、自身での出産が難しい方、代理出産を検討してみてください。
アメリカでの代理出産であれば、生まれてくる子の出産証明書は、ご依頼者の夫婦の名前で発行が可能です。他の国では、胎児認知とか代理母が実母として書類が作成されるなど、難しい話を聞きますが、アメリカでは代理出産に対しての法整備が整っています。
代理出産には、多くのメリットが存在する一方で、もちろんデメリットもあります。それは、日本では現状ではできないことです。代理出産は違法ではありませんが、日本産科婦人科学会から認められていないために、海外で行う必要があります。そのため、高額な費用がかかってしまいます。日本国内で、自身での出産であれば、自治体からの補助金や、健診無料券など補助がたくさんありますが、海外での代理母の出産ではそのような補助は受けられないでしょう。多くが自費診療になる上、代理母への報酬、法的手続きの費用、海外渡航費や滞在費などで、選んだ国によって異なりますが、一般的に数百万円から数千万円となり、経済的な負担がかかるのは残念ながら、避けられません。
お金に関しては、人それぞれの考え方がありますが、少し話を聞いて、可能性を広げることはいいことだと思います。
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