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認知症高齢者グループホーム(以下、グループホーム)の介護職です。
アルツハイマー型の認知症を発症した実母を2017年春に看取りました。
に向けての振り返りです。
日々思うこと
認知症の方との会話
結局は
コミュニケーション
ただ、他の疾患の方以上のコツが必要。
自分を犠牲にしようとか、そういう話ではなくて
…こういう経験している人はたくさんいるはずなのに、いざ自分ごととして言葉にするとなると大きな抵抗があります。
(これまで散々いじけたことを書き散らしてきたのに、なぜか)
困らせようとしてわざと
いわゆる問題行動をする人はいないはずで
(いるとしたら、それは認知症の周辺症状であり、認知機能などの低下とは分けて考える必要があります。ちなみに著しい暴力行為がある場合はグループホームからは退居をお願いする場合があります。それがもとで退居された方もいます。一方で、薬を調整することで長くホームで暮らし、お看取りとなった方もいます。)
近い関係になればなるほど
自分の力で認知症の方とのコミュニケーションを改善しようとムキになりがちです。
わたしだけか
認知症になったら家で暮らすのは無理
というのは
関わるにあたり
介護をする方が疲れてしまうからです。
疲れ少なめになる
認知症を改善できる、脳のことを知った上で身体に働きかける医療
コミュニケーション術
(ユマニチュードは、技法です。)
ケアマネ試験でなくても
認知症の方との対話の技術が上がる学びならなんでもよかったのです。
ブログをお読みの皆様にはお見通しかもしれませんが
わたし自身、「認知症に罹ったら終わり」と思うことはあります。
ただ、わたしが罹ったとして、そんな扱いを受けたくないから
そしてなにより
日々関わる入居者さんは、そんな扱いを受ける人たちではないから
これだけAIやらなにやら発達している世の中
あらためて、
ガンが不治の病ではなくなったように
認知症も「罹ったら終わり」を過去にする
そんな存在として行動します。
カバー画像は、北千住駅で撮影したスペーシアXです。
旅に出て素晴らしい活躍をする側ではない、見送る側のわたしの憧れの一つ。
飛行機や乗り物を撮るのが好きなのは、そのあたりが理由なのだとも腑に落ちた画像です。