認知症高齢者グループホームの介護職です。
利用者さん

叶わず救急搬送となりました。
で、旅立たれたわけですが。

いくらお看取りの書類を交わしていても
予期せぬ事態で救急搬送となることもあります。
死生観、めっちゃ問われます。
最初は苦しくて仕方なかったす。

病院以外、理想は自宅で看取るということ
初めてその瞬間に接して
取り乱したあの日

今回落ち着けたかな。
医療職のいないグループホームで
如何に穏やかに旅立っていただくか
ましてギリギリまで変わりなくお過ごしだった方に。


見上げる月に
「弱いままでも
取り乱しても大丈夫。
ひとの命、明日どころか次の瞬間さえわからないけど常に悔いなく生ききろう。」

諭された気がした、
ある日の仕事終わりでした。

🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓

その後のある日
後者ワカモノと組んでの遅番
介護職
シフトが合わないと何日も顔さえ合わせない不思議な職場、今回久々となりました。

去年の今頃は、プライベートも何度か共に過ごし、ずっとわたしの側でキャリアを重ねてくれると思いこんでいました。

ですが、出会いあれば必ず別れあり。それは生死に関わるほどのことではなくても。
寂しいですが異動とかね。

楽しく過ごした時に感謝して
別れを受け入れなければならない日もきます。



30年以上も前の歌
若い頃熱狂的に大好きでした。
時を経て
三年前のLive画像です。随分とモダンに
キーも落としていますが
それでも大切に唄い続けるBillyの姿には
ピアノマンの称号がふさわしいと思います。

お年は全然違いますがどことなく佇まいの似ている
笑顔の素敵な利用者様の旅立ちを落ち着いて看送れたというお話でした。
おつきあいありがとうございます


後者なわたしゆえの
「自分」なら
年老いた時に
命が果てるその時に
どうありたいか?

前者さんの助けを借りながら日々仕事してます。