骨折して、ケガ自体は治っていても

関節可動域は完全には元に戻らないこともありリハビリ卒業の辛さはずっと続いていました。

外回りの仕事に戻れていたのだから、贅沢な悩みだと思います。
そこでお客様として出会った訪問介護の事業者さんからご縁をいただき、2010年秋から2011年の1月にかけて介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)を修了して訪問介護の仕事を始めました。

そして、3月。あの大震災

訪問介護の利用者さん宅で、自分が動揺するわけにもいかずなんとか仕事をこなしたものの

揺れ

怖かった


家にいる義母の様子も気がかりだった

自転車で20分の道のりを無限に遠く感じながら自宅へ

無事を確認し自転車で子どもその2の小学校へとって返し引き取る

子どもその1は中学校の卒業式の予行練習

余震なんてものではない揺れが続いたけれどいつもどおりに外回りの仕事に出かけたのだから怖いもの知らず

途中地下鉄の駅には人があふれ

いつものスーパーやコンビニは真っ暗


無鉄砲は、本当に怖い

家族と永遠の別れにならないとも限らない



自分のことしか考えられなかった。


おつきあいくださりありがとうございます。