7年前の骨折は、作業療法士（ＯＴ）による関節可動域（ＲＯＭ）訓練の日々でした。

骨折後のリハビリは、水治療(もちろんお湯使用です）、電気などで温めてほぐした後の関節可動域訓練
がメイン。
３回手術を受けたので、術後の回復期リハビリということで１年近く通っていました。


この、関節可動域訓練ってのがひっじょーに、痛い。
当時の私は「回復のため」、とけなげに平気な振りで耐えましたが、

「エースをねらえ！」ってスポ根漫画がありましたね。
ピンときたあなた、仲間です(笑)
あの宗像コーチって人が実在していたらきっとこんな感じかなというでっかい男性が担当でした。
リハビリ専門職だから？なのか
育ちの良さなのか？
物腰の柔らかい、雑談好きのいい人だったのですが
なにしろ力強さとのギャップが大きすぎ。(＠Д＠；


当時は固定した状態からぴくりとも動かせず、顔を洗うのも大変でした。
ご飯も、左利きなのに右でこぼしこぼし食べるありさま。
それが、「今も仕事をしていても、少し肘が動かしにくい」までに回復したのだから、実力恐るべし、なのです。

病後のリハビリ、大事なのですよ。
介護職に出会った根っこにはこの体験があります。