前日の疲れが若干残りつつも、せっかくの旅行で部屋でゆっくりなんてあり得ないのが私の旅行。

ボローニャ2日目のこの日は、まずは久しぶりに以前通っていた語学学校ALCEを訪問。
この4年の間に、位置的にはそれほど変わっていないものの、以前は2つの場所に分かれていた教室と事務所を一緒にして広い場所へと移ったと聞き、当時お世話になった方々に挨拶を兼ねて“登校”してきました。

先生はほとんど変わっていましたが、当時臨時で働いていた、大ファンだった先生が今は常任で働いていると聞いて、テンションUpアップ
とてもとても楽しみに向かったからでしょう。学校の手前くらいで前を歩く先生の姿を発見!?

Francesca⁉︎と声を掛けると、気づいてくれて、待ってたのよぉ!と嬉しい言葉をかけてくれました。
実は、前日に会ったAnushaの担当をしてるとの事で、前情報が入っていた模様。
4年経っても変わらず小柄でキュートで、何よりも私の拙いイタリア語を一所懸命聞き取って分かりやすく話してくれるFrancesca。こんな思いがけない再会、最高ですクラッカー



新しい学校は、各部屋広くて綺麗でとても快適そうな雰囲気。

ここはPCの部屋。生徒は自由にPCが使えます。
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フロアの全体図。教室も増えて、前以上に学校らしくなりました。
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ここは外国人へのイタリア語の授業だけでなく、イタリア人向けの外国語の授業も多数教えています。
日本語クラスもあり。

その他、カルチャースクール的にいろんなワインやイタリア料理の講座も開いていて、幅広い運営を行っている様子。
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経営者のご夫婦は、普段はフレンドリーでいつも親身になって生徒のサポートをしてくれますが、私が通っていた頃から常に新しい事に取り組み着々と学校を大きくしている様子を見ているとかなり凄腕の経営者。

今回も温かく迎えてくれて、それでいて私の近況を鋭く聞いては、いろいろなアドバイスをくれました。こういう出会いが続くこと、本当にありがたいです。



ということで、ほんのご挨拶程度ではありましたが、新しい学校を訪れた後は、次の場所へ。



まずは、Bologna駅へバスで移動。

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変わりませんねぇ。4年前にもやっていた工事の進捗状況も…変わりません。

今回、久しぶりに来るにあたり、この工事がどのくらい進んでるんだろうねぇ、とパートナー君と話していましたが、予想通りぱっと見た感じでは大きな進展なしにひひ
ま、20年くらいしたら何か変わっているかと。



さて、近くへの旅ですので、駅で切符を購入し、Reggionareに乗って30分ほど北西のModenaへ移動します。

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そして、無事到着し、この日の目的地へ。

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お分かりになりますでしょうか。
こちら、去年くらいにOpenしたばかりの、Museo Casa Enzo Ferrari。

そうです。エンツォ・フェラーリの生家跡に建てられた博物館です。

雑誌で見た↓こんな感じの写真に、思わず引きつけられて来てしまいました。

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(これは館内にある、建物全体がわかる模型です。)



駅から歩くこと5、6分くらいでしょうか。目の前に黄色い看板がドーンとなります。

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そして入り口へと続く逆側の壁には、
Questo casa è stata venduta da Enzo Ferrari quando aveva vent'anni per comperare la prima macchina da corsa; l'inizio del Mito.

- This house was sold by Enzo Ferrari when he was twenty years old to buy his first race car; the beginning of the Legend.

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"この家は、エンツォ・フェラーリが20歳の時に、最初のレース用の車を買うために家を売られた…伝説の始まりだ"



以前住んでいた時に、郊外のマラネッロにあるフェラーリ博物館に行きましたが、そこに並べられた数々のフェラーリのもっと前にある歴史を、ここで詳しく知ることができます。


英語ですがオーディオガイドの貸し出しがあります。
ほんの一部ですが、中はこんな感じ。

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黄色い建物の中は、エキシビション会場となっていて、定期的に展示が変わるようでした。

私が行った時はこんな感じ。
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併設のカフェで一休み。
外からの景色を楽しみながら、いただきました。
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尚、このミュゼオからマラネッロのミュゼオへシャトルバスが運行されています。
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以前は、車がなければ、路線バスで行き来するしかなく、いつ来るのかわからないバスをずーっと待った記憶があります。

本数は多くありませんが、少しずつ便利になっていってますバス



こうして数時間の滞在ですが、Bolognaからちょっと足を伸ばして小旅行。

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久しぶりのイタリア、楽しんでます。