皆さま ごきげんよう!
本来の『らしさ』が光り、
より豊かに生きるサポートをする
みちひらきコーチ 室井奈実です。
月に1度以上は
美術館へ出向くことにしています。
春は魅力的な展示が多いので
仕事の合間に大忙しで活動しています。
没後50年・鏑木清方展
5月は東京国立近代美術館で
開催されている
『没後50年・鏑木清方展』を
有名な美人画「築地明石町」
美術館入り口にて・・
東京の展示は3部構成で
第1章「生活をえがく」
第2章「物語をえがく」
第3章「小さくえがく」です。
美術館入り口にて・・
東京の展示は3部構成で
第1章「生活をえがく」
第2章「物語をえがく」
第3章「小さくえがく」です。
鏑木清方といえば
美人画三部作が有名で
「浜町川岸」「築地明石町」「新富町」が
一度に見れるのもすごいこと・・
一見、普通の街の女性ですが
本当に繊細で美しく、
ハッと息を飲む瞬間美そのもの。
男性が惚れるのが良くわかります。
(実際に男性の来館者が多いの)
あまりに美人画が多く、
目移りするほどでした。
そして美人画だけではなく
庶民の生活を描いた作品が
たくさんあるとは知りませんでした。
明治の1月〜12月までの
季節感あふれる生活を
描いた絵がお気に入りです。
清方が描く
明治〜大正〜昭和の世界観は
令和の現代よりも
人々が生き生きとしていて
どこか心が温まるのです。
個人的には古典芸能が好きなので、
道成寺や泉鏡花などの
物語りの挿絵や、
雑誌の表紙絵にも
親近感が湧くのでした。
展示会場の最後に紹介されていた
清方の言葉
『願はくば日常生活に
美術の光がさしこんで
暗い生活をも明るくし、
息つまるやうな生活に
換気窓となり、
人の心に柔らぎ寛ろぎを与える
親しい友となりたい』
美術の光がさしこんで
暗い生活をも明るくし、
息つまるやうな生活に
換気窓となり、
人の心に柔らぎ寛ろぎを与える
親しい友となりたい』
に心を打たれたのでした。
いつの時代も
アート魂は不変だわ。
門構えは小さく入ると広い・・
清方が晩年過ごした旧居跡が
美術館になっているのです。
ていねいにお手入れされた新緑
清方のアトリエが
そのまま再現されていました。
(写真OKなのでご紹介)
細かいお道具がたくさん
とても素敵なお部屋でした。
展示場には東京で鑑賞した絵の
下絵が数点あり、
その緻密さに驚き
また新たな発見をしたのでした。
ギュギュっと鏑木清方に染まった
GWの2日間でした。
東京国立近代美術館での
鏑木清方展は5月8日まで、
夜間もやっているみたいです。
没後50年 鏑木清方展
↓↓
繊細で美しい物が
お好きな方にはおすすめです。
心の琴線に触れると思いますよ。
引き続き素敵なGWをお過ごしくださいね。
親愛を込めて!
With Joy & Love~