「老いらくの恋」は1948年、68歳の歌人川田順が弟子と恋愛、家出し、
「墓場に近き老いらくの、恋は怖るる何ものもなし」と詠んだことから
生まれた語だそうです。
未だ、老人ホームとはほど遠い年齢の頃には、
老人ホームで恋愛?そんなことあるの?と、疑問に思っていたが、
自分がその対象年齢になり、実際この園に入居して、
その言葉を聞いたとき、
へぇ~この園でも恋愛関係になる男女は居るんだぁ~。と、興味津々。^^;
聞いてみれば、男性が80代後半、女性が70代前半~中頃のカップルが
3組いるという。
一回り以上離れたカップルだと言うことに驚いた。
だが、どれだけ年齢が離れていようと、
老いての恋だと言っても、
お互い独身同士だから誰をも悲しませることも無いので
まぁ、ご自由に楽しんで下さい。
と、しか言いようも無いのだが、
彼らを見ていると、毎日が実に楽しそうで、若々しい。
人生100年時代の今、70代、80代の恋愛も有りだな。という気にさせられる。
だからと言って、誰もが真似が出来るか、といったら無理なのだが・・・。
第一、恋心が生まれる相手がいなければ、恋など生まれないし、
恋愛にも発展しない。
まぁ、せいぜい楽しげな彼らを見て、ウキウキ気分のお裾分けを貰い、
うふふ♪と笑って過ごすしか無い。 ( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ
ところで、
10月の文化祭でカラオケクラブの発表会に出るよう言われていたのですが、
常々悲しい雰囲気の歌を歌う事が多く、歌える歌がありませんでした。
演歌も苦手で・・・歌いたい歌も無く、出演は遠慮したかったのですが、
部長から歌うように言われ、断れませんでした。
っで、仕方なく今迄歌った事も無い「恋心」を歌うことになりました。
タンゴ調で寂しくないし、懐メロだからOKということです。
1番で 恋なんて空しいものね
2番で 恋なんて儚いものね
3番で 恋なんて悲しいものね
と、歌い、最後に「恋なんて何になるの。」と、閉めている。
「恋心」って、結局空しくて、儚くて、悲しい気持ちになるだけで、
何にもならない。って事でしょうか。 (;´艸`)ぁぁぁ
やっぱり60才を超えたら、色々な感情の整理も難しく、恋心なんて
抱かずに、他人の恋を見て、微笑ましく楽しむくらいが
良いように思えます。(●´艸`)´艸`)´艸`)