母と入った最後の温泉
2018 年のゴールデンウィークに、車椅子の母、妹、私の 3 人で福島に旅行に行きました。
車椅子の人がいると、宿を探すのに一苦労
「バリアフリー」といってもレベルがいろいろあって、ただロビーフロアに障害者用のトイレがあるだけ、というところもあれば、ちゃんと部屋の中まで車椅子で入れて、トイレも車椅子で入れて、お風呂にまで入れてしまうところもあります。
食事も、高齢者が食べやすいように細かく刻んでくれたりするところもあります。
このときは 2 泊 3 日で、1 泊目が「かんぽの宿 郡山」でした。
ここを選んだ理由は
お風呂に介護機能リフトが付いているから!
脱衣所からお風呂の中まで、天井にレールがありました。
脱衣所には、そのレールの出発点からブランコのように吊り下げてある椅子のようなものがあって、それに母を乗せてからリモコンでガーっと動かしてお風呂場に移動できました。
ちゃんと洗い場に行くレールと湯舟に入るレールが分かれていて、洗い場も普通に使えたし、湯舟にも一緒に入れました
これは本当にうれしかったです。
歩けなくなってしまってからは家でお風呂に入れてあげることができなくなってしまって、デイケアの方で入ってもらっていました。
以前もリフト付きの別のホテルに泊まったことがあるのですが、時間があまりなくてゆっくりできなかったのです。
このときは、前回の反省を活かして計画的に行動したおかげで、ゆっくりと「美人の湯」を楽しむことができました
しかし、まさかその年の暮れに母が天国に行ってしまうなんて想像もしていませんでした
かんぽの宿のバリアフリー対応がすばらしい
かんぽの宿には、この介護機能リフトが付いているところがたくさんあるようです。
「家族風呂・介護機能付」に〇が付いているところです。
介護機能付のお風呂があるかんぽの宿(2019/11/18現在)
ほかにもたくさんバリアフリーに配慮している点があります。
すばらしすぎる
他のホテルも見習ってほしい
ただ残念なのは、ちょっと辺鄙なところにある点
「かんぽの宿 郡山」へは、郡山駅の近くで車椅子のまま乗れるレンタカーを借りて行きました。
かんぽの宿 郡山、まさかの営業終了
今年の春ごろに、かんぽの宿 郡山からお手紙が届きました。
なんと、2019 年 12 月 20 日に営業終了!
あと 1 カ月!
母との思い出の温泉がなくなっちゃう
送っていただいたパンフレットは思い出にとっておきます
残っているかんぽの宿、応援してます
いつかまた利用させていただきます


