能登地震による災害により
被害に遭われた方々に
心よりお見舞い申し上げます
一日も早く、安心できる日が
くることを祈っています
ご訪問ありがとうございます
ここはです。
貴重な時間を使って
ブログを読んでくださり
心から感謝いたします♡
本日は、地震で被災した時の
アスペルガー夫の話です
以前の記事でも夫の事を
書いたのですが
こちらがその時の記事です⇩⇩
アスペルガー夫の地震の時の行動
夫はアスペルガーの特性があり
緊急事態ではその奇怪な
行動が顕著になります。
（個人によっての違いがかなりあるので
全てのASDでは無いという事はご了承ください）
子ども達２人ともアスペルガーの特性を持つ
ASD（自閉症スペクトラム症）なのですが
非常事態の際は冷静に判断が出来ます。
当時被災した時、夫は家には居ず
震度5強の余震が続く中、
愛犬2匹を抱え、娘とやっとの思いで
自宅から外に逃げ、自宅の横の空き地に
近所の方達と避難していました
避難した場所を知らせようと
電話をするけど全く出ない夫。
しばらくすると帰宅したのか
部屋の電気が（夫の部屋がよく見える所だった）
点いたのです
自宅横で人も集まっているので
探しにくるだろうと思っていたのですが
なんと夫の部屋から音楽が
聞こえてくるのです
避難をしていても揺れの度に
隣近所から悲鳴
や
茶碗が割れる音が聞こえ
空にはヘリコプターが
何台も飛んでいる
そんな混乱の時
我が家からも何かが割れたり、
倒れたりする音が聞こえる中、
病気を持ってる娘がどこにいるかも
どんな状態なのか気にするどころか
音楽を流してくつろいでる
それでさえ驚きだったのに
今度は家からぼっ と
ボイラーの火がつく音
（被災する５日前からボイラー点火の際、
音が大きく火災など心配で点検を
お願いしていたのでほんと怖かった
）
えっ、えっ、えっ、
まさかまさかまさか
ありえないよね・・？？
と娘と顔を合わせた後、
聞こえてくるのは
シャワーの音
ありえない
ありえない
ありえない
震度6のこの緊急事態。
私の頭によぎったのは、
阪神、そして東日本大震災の
衝撃的な光景の数々
火災など起きないように
パニックの中最終確認をし、
ブレーカーまで落としたのに。
急いで避難どころか
私が下ろしたブレーカーをつけ
倒れた家具、割れた食器の間を通り
シャワーを浴びる神経
（↑↑↑地震翌朝、足の踏み場もなし。
風呂場への道が出来てた
）
私と娘はその一連の行動を見て
（ここでもまだ連絡つかない）
呆れるどころか怒りと人間性さえ
疑ってしまったのです
その後、やっと連絡がついた
夫が空き地に来た時は
風呂上がりの姿
そして一言
『ここにいたんだ』
と言い放った
その一連の父親の在り方に
娘は体調がどんどん悪くなり
倒れ込んでしまったのです
娘の状態さえ見えず
近所の人に、『喉乾いたでしょう』と
自販機からジュースを買い機嫌よく
振る舞う奴
はい。私の中で長年相当我慢してきたものが
全てバサっと切れた
いいえ、切った瞬間でした。
ちなみに、二世帯同居の義母も
同じように自宅でくつろいで
おりました
娘の体調変化
が早かったこともあり、
緊急な決断も迫られたのですが
（娘は隣県で緊急処置↓↓↓）
一連の夫の行動のおかげで
私は肚（ハラ）を括るのが早く
火事場の馬鹿力では無いですが
もうここには2度と戻らない！と
決断し、今に至ります。
非常時はその人となり、
人間性、そして関係性も炙り出されます。
その時はとても苦しかったり
感情的になったりしますが、
炙り出されて良かったと今は思います。
緊急時には、皆んなが同じような
行動や思考では無いんだ。
と家族で思い知った教訓の一つでした。
長くなりましたが
