夢というものは、目が覚めると同時に、たちまち曖昧になり、記憶から遠のいていくものです。






私は、ツインソウルの彼女と、夢を見た日は、必ず報告をし合う事に決めていたので、






目覚めた後も、忘れないうちに、朝の登校時に、彼女に伝える事により、アウトプットする機会があったためか、今だにいくつかの夢は、朧げながらも覚えています。






そして、面白い事に、彼女の見たいくつかの印象的な夢も、私は自分の夢なのかと思うほど、鮮やかなイメージとして、覚えているのです。






私とツインソウルの彼女は、小学校5年生で出会ってから、高校まで一緒の学校に通っていたので、8年間、登下校を共にしました。






その間、印象的な夢を見た日は、必ずお互いに、夢の報告をし続けました。






もう同じ夢を見るという現象は、あれ以来、実現出来そうにありませんでしたが、それでも、夢の報告は、真面目に継続させていました。






ただ、これだけ長い期間、夢の報告をし合って、常に夢というものに着目しながら生きていると、だんだん夢についての理解が深まって行きました。






きっと私ひとりでは出来なかったと思いますが、ツインソウルの彼女と、お互いの夢を分析し合ったり、意見を交換し合ったりすることで、夢を色々な視点から考察する事が出来ました。






少し先の未来を予期するような予知夢や、虫の知らせのような夢、またメッセージ性の高い夢は、あきらかに他のとりとめもない夢とは違う、圧倒的な迫真性があります。






私やツインソウルの彼女は、夢の作用について理解するために、何年も時間がかかってしまいましたが、






毎日、枕元にペンメモ帳を置いて、その日見た夢を、起きた瞬間に書き留めておくと、夢の素晴らしい効力を、すぐに実感出来ることと思います。