おはようございます
本日もお読み頂き、
本当にありがとうございます。
卍易風水師のタオですひよこです。
今日は、
「易経の龍」
見龍が成長した「乾惕(けんてき)」のお話です。
見龍は、先輩龍からみず道を引くことを教えてもらい
来る日も来る日も、小川を作ったり田んぼへ水を導いたりと、
懸命に働いていました。
ある日、山の上から大きな岩が落ちてきて、山の麓に作った小川が塞がれてしまったのです。
見龍は小川を通そうと一生懸命頑張っているけどうまくいかない・・・・
見龍はしょんぼりと肩を落としています。
「乾惕(けんてき)反省する」
☆TTPからTTPSへ
肩を落とした見龍は、これまた一生懸命に考えた。
どうしたら水を引けるんだろう。この岩をどうしたらいいんだろう。
今日出来なかったのは何が足りなかったんだろう・・・・
次の日、落ちてきた大きい岩を迂回して小川を作ることを試みて、
上手に水を引くことが出来ました。
乾惕(けんてき)
夢を諦めずに頑張る姿勢。
見龍のはじめは「TTP」てってーてきにぱくるから始まり、
その過程で「自分で考えてみる」という「TTPS」へと変化していく。
「TTPS」は、ぱくったあとの進化のS
見龍は、毎日毎日・・・・朝から晩まで村中の田んぼに水を運ぶことを繰り返し
どんどん働いた。
時には、水を運びすぎて田んぼに水があふれたり、反対に水が足りなくなってりして、
毎日反省を繰り返し、失敗したら新しい方法考えて試して行くうちに、工夫ができるようになってきました。
そう、見龍は今「失敗が先生」なのです。
その後も見龍は、村中の田んぼに水を引き、土砂崩れがあっても、考えて工夫してきた「反省」を糧に
スイスイと仕事が進むようになり、見龍の身体もどんどん大きくなっていきました。
失敗しては反省し、翌日には落ち込む姿なく元気に仕事に打ち込む。
一日の終わりには、良いことも悪いことも反省をして次に生かしていく。
見龍はそれを見事に成し遂げたのです。
「偉人の名言」
「失敗すればするほど、我々は成功に近づいている」
有名なトーマス・エジソンの名言ですね。
「扉が閉じたら、もうひとつの扉が開く。だが、閉じられた扉をいつまでも悔しそうにじっと見つめていては、別の扉が開いたことに気づかない」
グラハム・ベル
「失敗や挫折をしたことがない人とは、何も新しいことに挑戦したことが無いということだ」
アルベルト・アインシュタイン
「君がつまづいてしまったことに興味は無い。そこから立ち上がることに関心があるのだ」
エイブラハム・リンカーン
「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。 成功するところまで続ければ、それは成功になる」
松下幸之助
↑↑↑これはケプリスクールでも教えられてたw
偉人といわれる方たちは、この事実を体感として受け取り、決して諦めず試行錯誤を繰り返して来たんですね。
お恥ずかしい私の話なのですが、自分にミスがあって失敗をしても「私は悪くない」「これを私にやらせる方が悪い」などと、人を責めるというベクトルがあった時期もありました。
だから、もう手を出したくない。責任は持ちたくない、仕事をやりたくない。こんなマインドで自分を苦しめていました。
この事実をしっかり受け入れて、次へ生かしていけば良いんですよね。
この見龍から乾惕(けんてき)のお話を読んだ時、
「反省」って言葉をネガティブに受け取って来ていたな~と思って
自分なりに落とし込んでみました。
自分が体験した全ての物事を省みて、行動していく(反復)のだと考えれば、未来への大きな一歩ですよね。
「反省しなさい!!!!!!!」と、頭ごなしに言われても・・・・・
私は受け取れなかったなぁ・・・・(まっ聞く耳を持っていなかったのもあるけど(汗)
意味をちゃんと理解した上で教えてあげないと、伝えてあげないと生かせなよなぁ・・・・・と・・・・・
自分が受けてきたことの対処も、してきたことの対処も
もう色々反省だわww
次回は「躍龍」のお話です。