いよいよ窓サッシの打合せです。
みらっころ家が導入するサッシはYKKAPサッシ APW330というシリーズになります。(オプション品)
標準品はLIXIL アルミ複合樹脂サッシサーモスⅡシリーズ Low-E複層ガラスになります。
LIXIL | 窓まわり | サーモスⅡ-H/L・防火戸FG-H/L
大きな違いは樹脂サッシかアルミ樹脂複合サッシといったところです。
サッシを決めていくときの流れ
最初に一言申し上げますと今回で本決まりではないので今後打合せで変更することができます。
ですが詳細設計を行うために一度このタイミングで窓サッシを決めておく必要があります。
下記に書いてある流れで各窓打合せていきます。
先生(設計士):経験と想定される使い方を教えてくれる。
↓
みらっころ・ウェル君:聞いた上でイメージしている使い方を話す。
↓
先生(設計士):オススメの窓タイプ・大きさ・高さを教えてくれる。
↓
みらっころ・ウェル君:納得したら採用。納得できなければ別パターンの窓の提案をしてもらう。
我が家の図面とサッシ表記の見方
先に窓サッシの図面の見方を簡単に解説します。
1階書斎の窓を例にご説明すると
F11903カと青字で書いてありますが意味は下記のようになっています。
サッシ種類 横幅 縦幅 ガラス種類
F(FIX窓) 横119cm×縦030cm ト(透明ガラス)
窓設置高さ
RH=2200mm(床からの設置高さ)
という意味になります。
一部窓にはサッシ種類と窓設置高さは表記がなぜないの?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
いくつか図面にルールがあります。
- 縦幅を表す表記の最後に0を付け足した数値が縦幅
- 掃き出し窓の時のみ図面にサッシ種類の表記省略(掃き出し窓以外の時は記載あり)
- RH=2000の時のみ図面に表記省略(RHが2000以外の時は記載あり)
RHとは各階の床(FL)からどのくらいの高さ(RH)に窓を取り付けますという意味です。
また窓上端の位置が2200mmという意味になります。
この読み方が分かれば建築図面の窓サッシの読み方は同じなので読めるようになります。
サッシ種類
表記省略 掃き出し窓
S すべり出し窓
F FIX窓(開閉不可窓)
A 上げ下げ窓
T 縦すべり出し窓
ガラス種類
ト 透明ガラス
カ 片ガラス
どんな窓にしたか図面に青字で書き込みましたよ~
コチラ↓↓
窓は先生(設計士)からのオススメや意見を聞きながら参考に決めていきました。
- 南側は透明ガラスとして他の面は片ガラスとする。
- 外観をきれいに見せるなら窓サイズはある程度統一した方が見栄えが良い。
- トイレは正面から見えない滑り出し窓が良い。
上記のオススメを聞いた上で隣家の人目を気にしつつ
採光と外観のバランスを考えながら決めていくことにしました。
また、まだ変更がきくので高さについては一部の窓(階段や2階の腰窓など)は
先生にお任せして次回打合せ時に確認させていただくことにしました。
オススメを聞いた結果採用されたのは?・・・・↓↓
言われた内容全部採用しました。
- 南側以外片ガラスにしました。
- 開閉する頻度が少なそうな窓はとりあえず高さを合わせました。
- 1階LDKや2階洋室A・Bの腰窓については基本的に縦滑り出し窓を採用しました。
理由:採用縦滑り出し窓は空気を取り込みやすい。開けても正面方向からの視線を気にしなくて済む。
- トイレは正面から見えない滑り出し窓にしました。
理由:実家のトイレに窓がなかったので気にしたことなかったですが、確かにそうだな!!と思い採用しました。
- シューズクローク・1階書斎・脱衣所は高い位置に窓を設けました。
みらっころが今回の打合せで学んだこと
LDKや居室はすぐに決まりやすいのです。(自分たちの中である程度用途が決まっているから)
トイレ・風呂場・シューズクロークはどうしたいかをみらっころとウェル君の中で
しっかり決めていなかった為、意見ががまとまらず時間がかかりました。(考えているつもりになっていた。)
- 採光を優先するのか?
- そもそも窓を付けるのか?
- デザイン性を重視するのか?
- 開閉頻度はどのくらいになりそうか?
- 窓を開けても外から見えない開き方か?
などなど
あらかじめイメージと優先順位を決めておかないとサイズとサッシ種類が決まらず困るということです。
まだまだ打合せが続きます!!
読んで頂きありがとうございました。