私の場合、強烈な印象に残っている奴が3人いる。
もっと居るかもしれないが、今思いつくのは、3人だ。
呼び名を紹介すると、
殿、山田ちゃん、前々彼である。

殿と前々彼はSETであるから、今日は殿と前々彼を紹介する。
前々彼は、書くのがめんどくさいので、名をT君とする。

殿は、Tのお兄ちゃんの彼女なのだ。
私より、年下であるが、態度がXLなので、あだ名を『殿』とつけた。

我ながら、良いあだ名をつけたと思っている。(笑)

私とT、兄ちゃんと殿でボード旅行へ行った時のことである。

待ち合わせの駅に殿はやってきた。
なぜか、小脇にピンクパンサーのぬいぐるみを抱えている殿。
不思議に思った私は、聞いてみた。

私 「なんで?ぬいぐるみもってるの?」
殿 「私、これがないと、落ち着かへんって言うか~寝られへんねん~」
私 「・・ふ~ん。」

おぃおぃ…。┐(-。-;)┌ 何歳だよ~?

初めての4人旅行に、はしゃぐ殿。
電車にのっても、一番うるさく、面白い話してよ~~~と
Tや、私にねだる。
面白い話って・・・ないからさ~。と困っていると、UNOを出してきて、
これしよ~~と言う。
UNOをしはじめて40分、負けっぱなしの殿は、機嫌がドンドン悪くなっていった。

殿 「・・・面白くない。やめる」

キタ~~( ̄~ ̄)ξ!殿。やはりな・・・。と思っていると

T 「お前負けっぱなしやからやろ?( ̄ー ̄)ニヤリッ(笑)」と、言わなくてもいい事をTは言った。

殿 「そんなんちゃうわ!!!」と 
Tと殿が、大声で喧嘩をし始めた。
あの2人は相性がどうもよろしくないようで、犬と猿のように何時も喧嘩している。
私とお兄ちゃんが、2人の仲裁役である。

電車の座席の足元には、ピンクパンサーが転がっていた。
UNOをし始めた時すでに、転がっていたのを、私は知っている・・・。

喧嘩がお兄ちゃんの仲裁により、終わり静かになった頃、
殿は私に、ぼやいてきた。

殿 「なぁ~なぁ~私な~環境が変わったら寝られへんねん。みくちゃんどうなん?」
私 「一緒やな!私もやで?じゃぁ、2人で起きとこうよ!Tすぐ寝るし」
殿 「ほんま?そう言って先に寝んといてな~」

と約束をかわした。
私は、マジで目がかたい。寝れないのである。
旅行へ行った時などは、怖がりの癖に寝れず、お化けが来たらどうしよ・・とか
いらぬ心配をし、ますます寝れなくなってしまうのだ。
これは心強い!
是非、殿の隣に布団を敷こう!ワクワクo(^o^o)(o^o^)o

殿とTが、何かにつけ、喧嘩しつつも、
( くだらない、超くだらない内容の喧嘩である。ガムは、キシリトールがいいか?
キスミントがいいか?そんな、どっちでもいいやん・・・的な内容)
夜11時過ぎを迎え、車中が消灯された。


・・・(゜ーÅ)ホロリ。
 そうだよ。皆寝たんだよ。速攻な。
環境が変わると、寝れないと言っていた、殿が一番先に寝たんだよ。
続いてTが寝、お兄ちゃんが寝た・・・。

朝7時まで、長野には着かない。
携帯も圏外で使えない。
喋り相手もおらず、後6時間どうしたらいいんだろう?誰か教えてくれ。

私は無残に殿の足に踏まれているピンクパンサーに答えを求めるのであった。

翌日、ゲレンデに着いた。

殿はおニューのウェアに身を包みご機嫌だ。
殿は流行を追いつづける。
妥協はしない(笑)
しかし、何か見事に外している。それが何かは私は言えない・・。

毎年、毎年、お兄ちゃんと言う強力なスポンサーをバックに、
ウェアを買いつづける。
去年のピンクは、フードをかぶった感じが、
ガンダムに見えたので(Tに爆笑されていた)、今年は黒にしたらしい。

ゲレンデで、板をつける時、
殿はすかさず足を出す。(←殿と言われる所以)
BIN(板と足が離れなくする用具)を締めてと言う合図だ。
それを、お兄ちゃんは、カリカリと締めてやる。(優しい)

もう、3年目だ・・・。
一人でBINを締めれるようになろうぜ?殿。

少し羨ましいので、私もTに足を出す。
T 「 お前~自分で締めれるやろ~~?」

壁|≧д)r、、、、ペッペッ
お前なんかに、もう頼まねぇ~よ!

3年も経つのに、殿はガリガリ降りしか出来ない。
そして、すんげ~遅い・・・。
すぐ足が痛いと座り込み、しまいには嫌だ!と、ごねる。
お兄ちゃんは、殿の彼氏だが、滑れるようになると、面白いのか、
彼女を置いて遥か遠くに行ってしまう。
殿の相手はいつも私だ。
殿が滑る気になるまで、私は、何十分でも一緒に待つのだ。
これで、何回風邪をひいたかわからない・・・。

Tは、お兄ちゃんの彼女と言う事と、私を滑れらせてあげたいと
気を使ったのか、殿の相手を変わってくれると言う。(まぁ、めずらしい)

次は殿の嫌いな平坦な林道が、あるのだが・・
まぁいいか~(≧▽≦)♪ と私は
一番下まで滑り降りた。

それから、一番下のロッジ前で、待っていた。

缶ジュースを飲み終わってもまだ帰ってこない・・。

オカシイ・・・と思った時、Tだけが見えた。

プルプル怒りの拳を握って、はぁはぁ言いながら私の所に滑ってきた。

T 「あいつな~プルプル、ほんまな~~~ムカツクねんっっ!!
林道で座り込んだまま、動かへんわいや!!・・はぁはぁ・・
それはええわい!!まだ許したるわ・・・。プルプルプル・・・」

次の瞬間、ゲレンデにこだまするほどの大声で彼は叫んだ。



T 「俺が許されへんのはな~~~~~~!!!
プルプル・・

俺が許されへんのは~プルプル・・・

あいつ、ブサイクなんじゃぁぁああああ~!!


((((;゜Д゜)))ガクガク

それは、言ってはイケナイ・・・。

私は、殿に聞こえていないだろうか・・?と言う心配に震えていたが、
彼は、叫んでスッキリした顔を  ヽ(´ー‘)丿 フゥ
しており、私に向かってニッコリしながら、こう言った。

T  「な?ブサイクは我侭言ったらあかんよな?謙虚に生きなな?( ̄ー ̄)ニコ。」


私に同意を求めるな・・T。

何も聞こえません・・聞こえません・・・(゜ーÅ)ホロリ