
9月5日(金)季節のない街@あうるすぽっと マチネ 観てきました。
○原 作:山本周五郎
○脚色・演出:戌井昭人
○音 楽:不破大輔
○出 演:江本純子(毛皮族)、飯田孝男(発見の会)、中村彰男(文学座)、金子清文、古屋隆太(青年団/サンプル)、宇野祥平、中島教知(鉄割アルバトロスケット)、伊藤麻実子、山本ロザ、池袋遥輝(子役)、坂口芳貞(文学座)、
リアルマッスル泉、斎藤直紀、武藤侑希、稲益礼生、谷村守夫、竹田英司、水川美波、岡野浩之
まったくもって何処に向かおうとしているのかわからない、ズレている、ネジもゆるんでいる。そんな人達が住んでいる街が「季節のない街」です。彼らは、滑稽で、物悲しく、嘘をついたり、嘘をつかれたりしています。しぶとく生きてはいるが、簡単に死んでしまったりもします。目的はたいしてない、むき出しになった人間が生活をしていますが、そこには、ちょっとしたユーモアがあったりもします。昨今、モノを捨て、簡潔な人間になろうといった考えがありますが、そんなものは、驕った人間の愚かさの結果なのではないでしょうか。この街を眺めていると、人間は、元来モノを拾って生きていく生き物なのではないか、また、そんな程度の生き物だと思えてくるのです。無駄ばかりで、格好悪くて、精神に芯はなく、モノの執着が捨てきれずにいる。でも、とりあえず生きている。単純に生きている。ただそれだけの、簡潔で素敵な人達が、この街に住んでいます。
戌井昭人
鉄割の戌井さんの描く世界を観たくて、そして出演者の方々も好きな人がたくさんということで、とっても楽しみに観に行きました。
音楽も不破さんだし。楽しみ~と。
ひとことで、もう好きだった!素晴らしかった。
なにか、詩のような散文のような。
劇自体は、もちろんのこと。
役者さん、美術。音楽、照明、すべて好きだった。
どですかでん。
美術ひとつでもここで書いちゃうと、ネタばれになると思うんです。
もう、存在感がすごいので。
8日までやっているので、ここは、ほんとネタばれなしで。
戌井さんの描く世界は、鉄割も小説もそうだけど、視線が温かい。
なんか、胸をキュッとつかまれる。そして笑える。泣ける。
中島弟くん、ものっそがんばってた~♪いい味。
宇野祥平さんを舞台で、初めて観ましたが、なんとも好きだ。
映画が多いけど、映画だとちょっとしか出てないことが多いので、もっともっと舞台にも出てほしいにゃぁ。
や、ひとりひとりについて、ぐたぐたと書きたくなっちゃうけども。
長くなるのでやめとく。
ひとりひとりが本当に愛おしいお芝居です。
音楽の存在感も半端無くて、そこに不破さんがいるようだったし。
ちょっこし空席もあったのですが、ほんと、もったいないす。できれば、たくさんの人に観てほしい作品です。
8日(月・祝)まで。
ぜひぜひ!
