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5月9日(水)ナイロン100℃『百年の秘密』@本多劇場 マチネ 観てきました。

二人の女性の半生を描くつもりだ。
彼女と彼女は青春時代に出会い、友人関係を築く。とは言え、ずっと一緒にいるわけではなく、人生の局面で幾度か再会し、や がて別々に死ぬ。そんな話。これが男性同士であれば、いわゆる「友情物語」になるのかもしれない。そうなるのを慎重に避けるべく、女性の物語にしたとも言える。「女性同士に真の友情なぞ成立し得ない」などというつもりは毛頭ないが、そして私は男性であるから本当のところは判らないが、やはりどうもしっくりこないのは、「生涯に渡り続く友情」はもはやロマンの領域だからだ。女性の場合、概ね「生活」が「ロマン」を凌駕するのではないか。「友情」などという言葉ではとても語り尽くせぬ、複雑でデリケートな関係を描ければと思う。そんなドラマでこそ、二人の間の秘密、二人をとりまく秘密は深淵さを帯びるだろう。

昨年(2011年)のナイロン100℃は、映画の為に書かれた台本を脚色したモノと再演だったから、劇団への純書き下ろしとしては、一昨年の「2番目、或いは3番目」以来となる。今回はシリアス度もシニカル度も高め。覚悟して頂きたい。全力を尽くす。(公演チラシコメントより)

脚本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

出演:犬山イヌコ、峯村リエ、みのすけ、大倉孝二、松永玲子、村岡希美、長田奈麻、廣川三憲、安澤千草、藤田秀世、水野小論、猪俣三四郎、小園茉奈、木乃江祐希、伊与勢我無、萩原聖人、近藤フク、田島ゆみか、山西惇


私が、ナイロンを観だしたのが、東京のSFという物語のときで、
存在自体は、下北沢のバーで手伝ってた頃など、ナイロンのチラシを店においてくれとスタッフの人が来たりしていて、チラシがとても素敵だったので、観に行きもしないのに取っておいたりしてたのは、もう15年以上前のこと。

東京のSFは、再演だったのか、2002年頃だったかと思う。
本当に無知だったので、そのとき初めて、犬山さんと峯村さんのコンビネーションにぐっと持っていかれ、大倉くんが、かっこいいなぁ。なんて思ったのを覚えてる。
そうそう。東京のSFも3時間超えの作品で、演劇は、だいたい2時間くらいかなぁ。なんて思って行ったら、わ~こんな値段で、こんなに長くやるのか~ってびっくりして、帰りは焦って帰ったこととかも覚えてる。

で、もろもろそのときに感動して、ケラは、やっぱりすごいなぁって思って、そのうちケラさんについていきます的にナイロンを観ることになった。
ケラにもナイロンにも裏切られたことは、なくて、毎回違うんだけど、毎回、同じなところもあるんだよね。その同じところっていうのは、なになのかよくわからないけど、それがケラなのでは、ないか?なんて思ったりする。

前置きが長くなっちゃった。
今回の百年の秘密は、犬山さん、峯村さんのコンビネーションラヴの私にとっては、相当最高で、そうじゃない人でも相当素晴らしいお話なんじゃないかと。

思い出すだけで、なんかキュンとなり涙もポロリって出ちゃう。

それから、昔っから言ってるのが、ケラ作品の音楽と映像の使い方が素晴らしいことなんですけど。
みなさんもきっとそう思うに違いないです。
素晴らしいんです!
ブラボーなんです。

もちろん美術も照明も衣装も全て
大好きです。

それから、役者さんがみなさん素晴らしい。あ~あ~もうね、思い出したらね、また観たくなっちゃった。お金がないから、リピートはできないんだけども。
本当に、毎回、本当に 今回も本当に。
やっぱり、ケラさんとナイロンについてきてよかった。これからもついていきます。