4122024137陰翳礼讃 (中公文庫)
谷崎 潤一郎
中央公論社 1995-09

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『陰翳礼讃』(いんえいらいさん)は、谷崎潤一郎の随筆。「経済往来」昭和8年12月号・9年1月号に掲載。

陰翳を愛でるという、日本的な感覚が書かれた随筆である。建築、照明、紙、食器、食べ物、化粧、能や歌舞伎の衣装など、多岐にわたって陰影の考察がなされている。

日本的なデザインを考える上でも注目され、原研哉が『デザインのデザイン』の中でも触れている。<ウィキより>


舞台、春琴を観に行ったときに、この陰翳礼讃のことをものすごく大切にして、舞台が作られていたと思う。
これを読んでいたら、祖母を思い出した。明治生まれの人だ。
私は、よく祖母に預けられていたので、祖父母の家の暗さがちょっと怖かった。
そして、祖母は、よく、妖怪の話やら、お化けの話やら、地獄の話やらをしていたので、そんな話を聞きながら、部屋の隅の闇を見たときにものすごく怖かったことを思い出した。

だけども、いまとなると懐かしく、昼でも電気を点けていることがあったりするけど、誰もいないときは、私は電気を消して、テレビも消して、読書をしていたりするときが、なんとも落ち付くのだ。特に夏の午後などは。

まぁ。これは、読んで思い出したことなので、そんなことが本に書かれてるわけではない。

それから、最近、歌舞伎にハマりだしてるんだけど、この本を読んだら、ものすごく能が観たくなりました。能デビューしようかと。きっとわけわからんだけど、なにか見つけることができるかも。

もう、欧米風の生活に慣れてしまったアタクシだし、谷崎の嘆く未来にいるわけですが、谷崎がこれを書いたことによって、いろんな人が影響を受けただろうなと思う。

もちろん、自分自身も。
最近、ものすごく興味があるのは、着物。
でも、かなり奥が深いだろうし、お金が~ってことで、自分にストップかけてますけどw。

昔の日本のこと、もっと知りたくなりました。
そして、谷崎の本をもっと、読みたくなりました。

陰翳の
美しさ知る
和の心

よい読書でした。