先日ユーチューブにアップしました「鳥の詩」
我ながらずいぶんとマニアックな選曲をしたものだと思います。
なぜ、突然この曲を歌おうと思いついたかと言いますと、
この記事
に書きましたが、
今年の春先に、毎朝ベランダにでると、
それはそれは美しい鳥のさえずりが聞こえてきたからです。
そのさえずりの主はシジュウカラだったのですが、
シジュウカラの「🐦ピーチュぅ ピーチュぅ ピーチュぅ
」
という歌うようなさえずりを聞きながら
なんとなく思い出したのがこの曲でした。
というわけで、
あらためてこの曲をユーチューブで検索して聴いてみたら
それはそれは美しい曲。
早速、歌詞とコードを検索。
３月頃からぼちぼちと
弾き語りの練習を始めたというわけです。
シジュウカラの美しいさえずりを思い出しつつ、
坂田晃一氏の美しい旋律に酔いしれつつ、
練習すること数週間。
そろそろ、弾き語りが形になってきた４月のはじめに
その事件は起きました。
攻撃
いつものように、洗濯物を干そうとベランダにでたところ、
ようやく芽吹いたブルーベリーの白い花たちが
無残に食い散らかされているではありませんか。
そうです。
毎年この時期になると、花の蜜を狙っているのでしょうか?
ブルーベリーの花を食べにくる鳥たちがいるのです。
そして、彼らの所業は花を食い散らかすだけではありません。
ブルーベリーの植木鉢の周りには、
彼らは必ず大量の置き土産と思われる黒い物体を残していくのです。
もう、
ベランダは惨憺たる状況です。
毎年、
春になると彼らがやってくるので、
一応、ブルーベリーの木の上に
軽ーくネットをかぶせてはいたのですが、
彼らは、上からではなく、
下から攻撃してたのですね・・・
全く意味がありませんでした。
せっかくのさわやかな朝だというのに
泣く泣く、ブルーベリーの花殻と
置き土産を掃除する私。
ブルーベリーの上にかぶせていたネットを、
下の方へ移動させておきました。
ところが、
ブルーベリーの枝や花を傷つけないように
緩ーくかぶせたからでしょうか。
翌日もまた、
その隙間を縫って、彼らは花を食い散らかし、
置き土産を残し、去って行きました。
人間とは勝手なものである。
野生で生きて、
美しい声を聴かせてくれている時はいいが、
自分の生活圏(ベランダ)に入ってきて、
やりたい放題やって逃げて行かれたら
彼らは「敵」認定である。
もはや、
「鳥よ～鳥よ～」
などと歌っている心境ではありません。（笑）
もうこれ以上は彼らに好き勝手させるまい!!
私はその日、
もう一枚、１００均で防鳥ネットを買ってきて、
ブルーベリーの木を覆いました。
その後は、
防鳥ネットのおかげか、
天気があまり良くなかったことも良かったのか、
毎朝の鳥の攻撃も無くなり、
平穏な数日を過ごしていました。
そして、
鳥たちへの憎悪の心情も薄れたので（笑）
「鳥の詩」を録音するために
４月某日、音楽スタジオに予約を入れたのでした。
そして、
スタジオ録音当日。
その日は、春らしい爽やかな朝でした。
さっさと洗濯物を干してスタジオに出かけようと
ベランダに出たらば・・・
また、やられてた・・・
ブルーベリーにはネットかけてたから無事だったんだけど・・・
ブルーベリーの植木鉢の周りには大量の置き土産が・・・
まさか・・・
こ大量のの置き土産は・・・
ブルーベリーの花を食べられなかった腹いせか・・・???
予約の時間もせまっていたので、
汚されたベランダはひとまず放っておいて、
やりきれない気持ちのまま、
音楽スタジオへ向かいました。
はい
本来ならその日は
「鳥よ～鳥よ～」なんて歌う心境ではありませんでした。（笑）
ですが、
スタジオ代もかかってますし（笑）
この曲はいつもより時間かけて伴奏アレンジして
練習しましたからね。
一時の感情で、
それらを無駄にしたくはありません。
というわけで、
現実世界から一旦離れ、
女優のごとくその曲の世界に入り込んで
歌いきりました。(←ほんとかよ!
)
是非、聴いてください。
(おいおい。こんな話から曲へいくのかい?)
是非ご覧ください。
ショートバージョンはこちら
防鳥ネット張っても鳥が来るなら
見張ってるしかないか・・・
ということで、
その日以来、
クマに見張ってもらっています。
この子の見張りのおかげか
ここのところ、
鳥が来なくなった気がします・・・