無事退院…そして
THEATER MILANO-Zaオープニングシリーズ
HIROMI GO SPECIAL SHOW 2023
『THEATER HIROMI-Za “Majestic Voyage”』
開催日:2023年12月8日(金)〜12月17日(日)
※11日(月)と14日(木)は休演
会場:THEATER MILANO-Za
【全席がラグジュアリー! 2023年オープンの新劇場で10公演のスペシャルライブ決定! 新宿の新名所・東急歌舞伎町タワー内に誕生した劇場「THEATER MILANO-Za」にて開催される、郷ひろみスペシャルライブの詳細が決定いたしました。 普段はミュージカルや芝居が行われている、約900席という、全席で手が届きそう、そして息遣いが感じられる作りの劇場空間で、新しい感動をお届けします。 10公演限りのプレミアムなコンサートです。お見逃しなく!】
発表された時
予定だと公演の10日間が入院真っ最中だから諦めていたんだけど
入院近づいてきたら退院できると信じて今日しかない今日行ってきました
特別な公演でしょーやっぱり1回は行きたかった
新宿だから近い駅から近いショータイム比較的短い
これなら行ける
チケット発券 病院のLAWSONだからね 笑
初ミラノ座でした
元々なかなかのお値段で
ロイヤルVIP(1F前方) 44000円 ※特典・ドリンク付
ロイヤル(1F指定) 25000円 ※ドリンク付
スタンダードプレミアム(2F指定) 22000円 ※ドリンク付
スタンダード(3F指定) 15000円 ※ドリンク付
ロイヤルVIPは ディナーショーに近い金額よねー
体調もあるし 3階の1番後ろの1番隅っこで参加
ある意味 気楽な私にはラッキーなお席です
ツアーとはまた違ったステージで
素晴らしかったです
弦楽器やパーカッション他多くのパフォーマーが加わったゴージャスな洗練された大人のショー🎤
バラード中心の極上のショー*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
退院直後で疲れたけど
それ以上に免疫力上がった気がするわ
頑張って行って良かったぁ~
私は無理してでも好きなことしてる事がきっと元気でいられるんだ
って思うことにしてる
【セットリスト】
1. Look at me
2. チェロ~Bang Bang
3. よろしく哀愁
4. 哀愁のカサブランカ
5. ハリウッド・スキャンダル(Bosa)
6. 愛してる
7. 大人たちのfour seasons
8. Zeroになれ
9. 若さのカタルシス
10. 君だけを
11. 逢いたくてしかたない
12. 僕がどんなに君を好きか、君は知らない
En. 言えないよ
私の感想より記事でどうぞ
約900席キャパの会場で郷ひろみがショーを行う。耳を疑った人も多いはずだ。言わずと知れた大スター。しかも現役バリバリだ。昨年は50周年イヤーで2つの全国ホールツアーとファイナルで武道館公演を実施し、さらに今年に入っても「NEW INTENTIONS」(新たな目的地)と位置づけたホールツアーをまわったところだった。
「THEATER MILANO-Za」で全10公演のスペシャルショーを行う郷ひろみ そうした一連のダイナミックな動きから間髪入れず発表されたのが、新宿の新名所・東急歌舞伎町タワー内に誕生した劇場「THEATER MILANO-Za」でマチネも含めた10公演を実施するHIROMI GO SPECIAL SHOW 2023「THEATER HIROMI-Za “Majestic Voyage“」だった。
キャパもさることながら、常設の劇場、しかも普段はミュージカルや芝居などが行われているラグジュアリーな会場でのプレミアムショーということもあって、幕が開く前から話題性には事欠かなかった。
これまで数々の革新的なショーをクリエイトしてきた郷ひろみが新たに挑む“Majestic Voyage“。いったいどんな航海になるのか、その初日にお邪魔した。
ロビーや通路には過去のステージ衣装、ライブ写真などが飾られている。会場に入るとジャズが流れ、うっすらと街の雑踏も聴こえる。それらと会場内のざわめきが合わさり、まるで見知らぬ街に迷い込んだような気分になる。そこに仮面の道化師が登場する。黒と白のストライプ柄の傘をさして気ままに歩き回りながら席に座ったお客さんとコミュニケーションをとったり、パントマイムをしたりしている。すると汽笛が鳴り、仮面の道化師が着ている赤いジャケットの内ポケットから取り出した望遠鏡をのぞき込む。風のようなストリングスの音が会場内にたなびくとだんだん暗転していく。日常から非日常へ。ストーリーを紡ぎながらオーディエンスをその中へ誘う、実に巧みな演出だ。
「Look at me」のイントロのピアノが響く。白い幕を左右からドレープし、その間に設けられた段の上に郷ひろみがいる。まるで大洋を進む船の舳先に立っているようだ。曲の後半、ステージの全景が明らかになると、オールキャストが現れる。まさにクルーといった雰囲気だ。ちなみに、鉄壁を誇る郷ひろみバンドに加えて今回はパーカッションに丹菊正和、ストリングスには「MuTiA」から6人を招いたスペシャル編成となっている。さらにそこに、アクロバットダンサーやエアリアルのパフォーマー、ダンサーが加わる。
ステージセットは、異国の街をイメージしたもので、「HOTEL MILANO」や「COFFEE SHOP」といった看板や建物が立体的に造形されている。演劇のような世界にチェロの音色が流れ出す。バッハの無伴奏チェロ組曲 第1番「プレリュード」だ。そこにピアノで「Bang Bang」のイントロがかぶさる。歌に合わせてステージ下手側上方のダンサーが情熱的なパフォーマンスを披露する――もうこの時点で、このショーがただの音楽ライブではないということが鮮明にわかる。人によってはたちの極限の身体表現に魅せられるだろう。また人によってはそこで紡がれるストーリーに心奪われるかもしれない。もちろん郷ひろみのボーカルとパフォーマンスがそのすべての中心にある。そういうふうに人によって様々な見方が可能であることが、この“Majestic Voyage“があらゆる境界(言語やジャンル)を越えて広がっていく可能性を示している。異国の街で聴く「よろしく哀愁」は映像的でもあり、「哀愁のカサブランカ」は自分が音の一部となって街に含まれているような一体感があった。
これほど様々な表現を高次元で融合しながら、もっとも進化していたのは音楽だったということが実は一番驚かされた。「ハリウッド・スキャンダル」は丹菊のコンガをフィーチャーしながら原曲の持つボサノヴァ要素をさらに前面に押し出したアレンジとなっていた。「愛してる」はゴスペル風のコーラスが鳴り響き、バンドのレベルの高さに改めて唸らされ、「大人たちのfour seasons」ではヴァイオリンをメインに、そこに同期音が合わさりポップスとしてのアップデートが感じられた。また、この曲ではキューブ状のオブジェを使ったアクロバットダンスのパフォーマンスが行われ、曲をより視覚的に見せることに成功していた。
圧巻は、バンドによるインタールードを挟んで披露された「Zeroになれ」。薄いレースの布がステージを横断するように波打ちながら浮遊している。それが音の波形にも見えるし、男女の心の動きを表しているようにも見える。プログレッシブ・ジャズとも言えるアレンジも手伝って、先の読めない展開の物語の中に飲み込まれたような凄まじいまでのグルーヴだ。3人のダンサーを縛った赤い紐が後半のサビの歌唱タイミングに合わせて切れたときの爽快感は、まさに五感全てがひとつになったようなカタルシスがあった。
「ちょっと遅くなりましたけど、初日にようこそお越しいただきました(笑)」と、最後の最後で挨拶すると会場からは割れんばかりの拍手が贈られた。ここまで夢中に駆け抜けてきた感じがよく伝わった。郷ひろみには、リハーサルも常に100点を目指してやるという流儀がある。今日ここで達成したことはその土台があってこそのものだし、それがあるからこそ100点以上のショーになるのだと言う。これほど高いレベルのショーにおけるリハーサルがどれほど厳しいものであったかは想像に難くない。新しいチャレンジという航海は、きっと全てのクルーなしには継続できないだろう。「逢いたくてしかたない」の曲間で、エアリアルのパフォーマンスを振り返って見ている郷ひろみの姿がとても印象的だった。 ここからアンコールを挟んでバラード3部作でショーを締めくくった。すべてのキャストと握手をし、言葉を交わす。オーディエンスに何度も手を振る。そう、この航海にはオーディエンスの存在が何より欠かせない。ショーが終わり、気づけば我々もクルーの一員だったのだという充実感が溢れる。Majestic Voyage――その航海はまだ始まったばかりだ。
Text:谷岡正浩
帰りは お昼のイチョウ並木がイルミネーションに
無事退院の紅葉の後に追記しておきました
THEATER HIROMI-Za
— THEATER MILANO-Za (@THEATERMILANOZa) December 18, 2023
“Majestic Voyage”
全10公演終わりました!
郷さん、カンパニーの皆様、そしてご来場くださったお客様、ありがとうございました〜!また会う日まで👋#郷ひろみ#THEATERMILANOZa #ミラノくん pic.twitter.com/og0PpYYyDe