昨日の深夜のレイトショーでまた『レ・ミゼラブル』を見てきたんだけどね。
何か…今回私、ジャヴェールに凄い惹かれてるの。
見れば見るほど奥深いキャラクターだと思って。
この人ってそっか…すごい優しい人なんだな、って。
優しいから悪を許せないんだな、って。
法を守れば世の中の秩序が守られて良い世の中になると信じてて、
だから法を破る人が許せない。
逆に言えば、ジャヴェールが法を厳しく守るのは
良い世の中にしたいと思ってるからで、
だから学生達の革命が鎮圧された現場を見てショックを受けてしまったんだなきっと。
自分が望んでたのはこんなことじゃない…って。
ガブローシュの遺体に自分の勲章を乗せてあげたのは罪滅ぼしとかでも何でもなく、
元々優しい人だったからってことなんだと思う。
そして自分の中の優しさに気付いてしまうのが怖かったのが
だんだん目を逸らしきれなくなって、
最終的に…自分に優しさを向けてあげられなかったんだな。
今まで人に厳しくしてきたのに自分にだけ優しさを向けるなんて出来なかったんだな。
たとえ神様が許してくれたとしても自分で自分が許せないって思い詰めてしまったのかも。
ジャヴェールが身を投げたのは結局、
彼が優しすぎる人だったからなのかもしれない。

…何てミゼラブルな人だろう。

そう感じさせてくれたラッセル・クロウのジャヴェールは本当に素晴らしかった。
見ていて胸が締め付けられた。

時々見るケータイニュースサイトのアンケート結果がえらいことになっとった…。
憲法改正は必要か否かっていう2択で
必要って答えた人が8割。
コメントの中には法律と憲法を完全にごっちゃにしてる人も。
おいおいおい!
憲法は何のためにあるのか知ってるかー?!

政治家とかがアホな法律作って人権侵害しないよーにって
法律の上に作ったのが憲法だよ。
憲法はアホな政治から国民を守る最後の砦なの。
細かい文句はとりあえず置いといて、
憲法の存在意義っていうのは基本的にそう。
つまり、国家権力っていうのは基本的に
国民の自由を制限し時にひどく侵害するものだっていう認識が大前提にあって、
権力の暴走を抑えるために憲法がある。
(…私は専門家じゃないけどこれで合ってるよね?)

だから憲法を変えるっていうことは
権力がここまで暴走してもいいよって許すことになりかねないとゆう危険性があるということ。
それをどれだけの人がどれだけ承知で改憲と言っているのか?

今の憲法の精神は非常に優れたものだと私は思うし、
それはもうちょっとちゃんと教育とかで浸透させるべきだったと思う。
むしろ、戦後の教育で憲法の精神を積極的に浸透させなかったのは
国家権力による陰謀だとすら思う。
浸透してくれたら権力側にとっては明らかに厄介だもの。

そして憲法についてまともに学んでこなかった国民が
何か時代の空気とかそんなのに流されて
権力の暴走を許そうとしてるっていうのはもう、何だかなぁ…って思う。

もちろん時代に合わせて変わらなきゃいけないものもたくさんあると思うよ。
憲法もその一つかもしれない。
だけど、今の憲法は、少なくとも理解されないまま変えられていいほどひどいものではないと思う。

ただ、一つ私が感じるのは、
日本人は国家権力に対して従順すぎるし
国家権力ってものを信頼しすぎるきらいがあるし、
権力と個人が対立するっていう概念が
浸透しにくい土壌はあるかもしれないということ。
そういう意味で、
お人好しな日本人にとってもうちょっと合う憲法の形とか在り方を模索する必要はあるかもしれないな、と思う。
だから必ずしも今の憲法が完璧だと思ってる訳でもないの。
だけどそれにしたってやっぱり
現行の憲法の良さをベースに議論しないことには、と思う。

少なくとも今の憲法っていうのは権力側にとって決してやりやすいものではないはず。
それだけでもすごい存在意義があるはず。
だから改憲を訴える政治家を簡単に信用してはいけないと思う。


日本人は小さい頃から家でも学校でも何でも従うことに慣らされ過ぎて、
権力に対立するということがピンとこなくなっちゃってる。
従うことに慣らされて育ったいい子が東大に入って省庁に入って
国民を従わせる施策をし、
外交ではアメリカに従い…とかそんな感じ?

だから…私達みたいなただの国民が「従わない!」って言うべき相手は、
まずは国家権力に対してなのよ。
国民の代表だけが国会議員になれて
国会に立法権が与えられてるっていうのは、
日本に於いては官僚っていう権力組織に対して「従わない!」って言える人達だけが
人権を制限する枠組み、つまり「法律」を作れる、ということ。
本来はそういう趣旨のはず。
だから官僚と始めからグルになってる政治家なんて絶対に選んじゃいけないし、
平均的な国民の生活をまともに知らない金持ち坊っちゃんなんて選んじゃいけない。
国会議員は「権力者」ではなくて、
「権力に虐げられる側の代表」でなくてはならないの。
その自覚が全くなさそうな政治屋さん達ばっかりがメディアに登場するから
政治に無関心な国民が増えちゃうんだろうけど、
それも含めて権力側の思う壺ってことなのよね。

こないだ選挙があったけど、
国民の代表を選挙する「権利」があるっていうことは、
私達は権力に対して「従わない!」って言える権利があるってこと。
選挙権が無いってことは、権利に黙って従うしかないってこと。
参政権を求めて命懸けで戦った人達が歴史上たくさんいるのは、
権力側の振るう理不尽に黙って従いたくなかった人達がたくさんいたから。
選挙に行かないで選挙権を放棄するってことは、
権力に対して「黙って従いますよ」って言ってるのと同じことなの。

こないだの選挙の投票率は低かったし、
それは要するに権力に黙って従うことを表明した人が多かったってこと、
過激な言い方をすれば
権力の暴走を黙認した人が多かったってこと。
権力側にとっては都合のいい状況さ。
それでも私達の生活が今すぐ脅かされないのは
憲法で基本的人権がきちんと保障されていて、
権力が下手なことをできないように国民を守ってるから。
…そう考えると、憲法にちょっとは感謝しなきゃでしょ?
ていうか憲法にこれだけ守ってもらってるのに気付きもしないなんて勿体無さすぎる。


以上のことを踏まえて、それでも憲法改正が必要だと思いますか?と、私はぜひ改憲派の人達に聞いてみたいと思う。
東京カレンダー2月号の井川遥が美しすぎる。
一体どんだけ美しくなってくんだこの人。
パワーダウンする気配がない。
これはもう将来吉永小百合を超えれるんじゃないでしょうか?
人生で初めて見て、そして永遠に心を奪われたミュージカルが
映画になりました。
やっと映画館に見に行けました。

イントロで涙が出た。


言いたいことも語れることもたくさんあるんだけど…
私はこのミュージカルの存在するこの世に生きていることが嬉しいと心から思う。
それがすべて。


最近すごく寒いので、
近所のジムのプレイルームに今日も子供達と行った。
いつもはあまり人気が無いのだが
今日は先客が二人、5歳のお姉さん達。
引っ込み思案だった上の娘は少し恥ずかしそうに「いっしょにあそんで」と言いに行った。
「いいよ」とお姉さん達は言ってくれて、
まぁそれなりに一緒に遊んでくれているようにも見えなくもない部分もあったけど、
5歳ってまだまだ子供だから
あくまで彼女達二人のペースで遊んでしまって。
娘は必死に仲間に入るタイミングを図っては空振りして
困ったような顔でお姉さん達の傍に立ち尽くしていた。

私にもそんな経験がたくさんある。
仲間にうまく入りたくて入れなくて必死で泣きそうになったこと…。

私は咄嗟に子供達のところに行って何とかしようとする自分を止めた。

娘にはこの経験から何かを学ぶ権利がある。
どうやって切り抜けようと考えるのか、
次に別のお友達が仲間に入ろうとしてきたらどう対応するか、
彼女が自分で学ぶ大切な糧を奪っちゃいけない。
赤ちゃんを泣いたら抱き上げるのとは訳が違う。
(…というかむしろ赤ちゃんだって泣いてもほっとくべき時だってあるだろうと思うけど。)

そしてふと気付いた。
娘はお姉さん達が遊んでくれないことで悲しくなってしまっているけど、
娘の周りにはいつも大喜びして遊んでいる遊具がたくさんある。
私がこういう状況の時悲しみに溺れてしまいがちなのは、
自分の大好きなものに囲まれていることが目に入らなくなってしまうからなんだな、と。

子供を見ていて学ばされることはたくさんある。
私はそれを糧にちゃんと日々成長する姿を子供に見せたい。
子供といつもと少し違う距離で見てみると、
子供が私に伝えてくれること、子供から学ぶべきことがたくさん見付かる。
ありがたいなぁ…。


…なんてごちゃごちゃ考えていたら、
気がつけば娘はいつも通り、
クッション製のすべり台で楽しそうに遊んでいた。
そして後から来た小さな男の子の面倒を
鬱陶しがられるんじゃないかと思うほど
一生懸命に見てあげていた。
子供は…強いなぁ…。
そして…美しいなぁ…!

星の王子さまとキツネの話。
飼い慣らすってフランス語でapprivoiserって言うんだ。

オペラ『カルメン』のハバネラの歌詞にも出てきたぞ!
思い出せたのが何かやたら嬉しい。
フランス語また勉強しよう!
…すいません、「サンタが街にやってくる」に無駄にかけてみました。

そっかー、花の2番手にみりおくん落下傘ですか。
何となく予想もしてたし、いいんじゃないですかね。
色々思うところのある方もいるんでしょうけど、
私は四の五の文句を言えるほど詳しくもないしそんな義理もないので、
素直に楽しみにすることにします。


追記。
色んな方々のブログを拝見してまた色々思うところがありました。

みりおくんが落下傘で2番手になるってことは
まゆさんが肩たたきされる可能性があるっていうことを書いている方々もいて…。
なるほど、これはまゆさんにとって脱皮する良いチャンスかもしれないな、と思った。
あくまでも私の想像だけど、
まゆさんは良くも悪くも与えられた状況の中でベストを尽くそうとする人だと思う。
状況を自ら作っていく人というよりは。
タニちゃんの2番手としての義務を果たそうとする余り
自分の華を引っ込めたりもしてたまゆさんが、
今度はトップとして物凄く華のある後輩を迎える訳で。

凄くアンフェアだと思うけど、
芸事の世界は真面目さやストイックさだけが通用する訳じゃない。
まゆさんはある意味ストイックさを彼女の鎧にしてきたんじゃないかというふうに見える時があって、
みりおくんの組替えはそんなまゆさんが殻を打ち破って化けるチャンスになるかもしれないという予感がする。
今回のみりおくんの組替えは
まゆさんにとって必ずしも心地好いものではないかもしれないけど、
まゆさんは逆境に強い人だと信じているので悲観する要素は無いなぁと思ってます。
そういう意味も含めて、やっぱり素直に楽しみにしてます。
まゆさん頑張れ。

うちの娘達がNHKの名曲アルバムでチャイコフスキー作曲『くるみわり人形』の「花のワルツ」を聞いて
めちゃくちゃ喜んでたので、
うちにあったチェリビダッケ盤(演奏はミュンヘン・フィルかな)の『くるみわり人形』を聴いてみたんだけど、


…………………おそっ………。


いや、私最近遅い演奏の重厚な魅力も好きになってきたんだけど、
これはバレリーナがびっくりしてコケそうなほど遅い。
バレエ音楽って感じがしないほど激しく遅い。
もーちょっと速い方が好きですね私は。

てことで近々『くるみわり人形』のコレクションの旅に出かける予定です…
渋谷TSUTAYA辺りまで。