DVD新作で出てたのでレンタルして見ました。
個人的にラジー賞あげたい。
久々のハズレでした。
あ、でもいちおーオンガクブログって建前なので、
音楽の話からすると、
これだけはね、よかった。
テレビシリーズのオープニング曲はすごいオシャレで好きだったんだけど、
これを映画版では私の大好きなファーギーがアレンジしてて、
すごくいい感じでした。
今まで聴いてきたものの中だと圧倒的な確率で、
インストの名曲にヴォーカル入れると変にもっさりして
どーしよもなくなるのが常だったので。
名曲中の名曲『風と共に去りぬ』のタラのテーマに
歌詞が入ってるのを歌ってる宝塚の人を見たときゃ
泣いていいのか怒っていいのかもうアゼンボーゼンだったさ。
『ある愛の詩』なんかもそうね。
あと、『エデンの東』とか。
そうだジャズの不朽の名曲"Take Five"に歌詞付けるのもどーなん?と思う。
歌詞付けたヴァージョンも結構古いみたいで色々聴くけどさ。
前も書いた気がするけど、
グレン・ミラーとかデューク・エリントンとか、
オリジナルに歌詞が入ってないやつは基本インストで聴きたい。
自分が歌やってて、いわゆるジャズはほとんど歌モノしか聴かないくせに、
そういうところで謎のアマノジャクを発揮するおいらでした。
で、話が戻ってSATCですが、
ファーギーのヴァージョンは、
もちろんオリジナルの方が好きだし良いと思うんだけど、
それはそれで別モノとして「ファーギーのシングル」として聴けちゃう感じだった。
なんでだろ。
単にメロディをなぞっ歌ってるのじゃないから
元のメロディがちゃんと立ってるからかな。
物凄い物騒な例えをすると、
某SMA●の番組に著名な歌手を招いてセッションするコーナーを見てて
いつも思うんだけど、
SM●Pのメンバーの破壊的な歌唱力に負けて
ゲストのすばらしい歌声が聞こえなくなってしまってるのが
本当にイライラすんの。
大好きなアーティストが出演してる時とか特に。
オリジナルの良さを殺しちゃってる音楽を聴く時のイライラってそれに似てる。
旋律だけで充分美しいのに、
何でゴテゴテにしちゃうの?って。
そういう意味では、ファーギーヴァージョンのテーマ曲は、ギリギリ、あり。
ファーギー好きじゃない人的にはない、かもしれんけど。
ちなみにファーギーは一昨年かな、
キャロル・キングのライヴ見に行った時にセットで付いてきた(笑)。
海外ライヴ慣れしてない感じはあったけど、
歌上手いし可愛くて、よかった。
後からアルバムレンタルしてきて、
すっかりお気に入りでよく聴いてるんだけど、
彼女はとにかく守備範囲が広い!
早口なのもスローなのも小さい声も歌い上げる系も、
どれもスキなくウマイ、かつ、
なんていうか、スタイルができあがってる、というか。
これちょっと誉めすぎな言い方かとも思うんだけど、
美空ひばりみたいな感じがある。
粘っこいのにチャッキチャキ、みたいなところも含めて。
でも、SATCのテーマ曲のCD出てないかな、と思って探してみたら、
ファーストアルバムにボートラ(ボーナストラック)付けて
決定版だか完結盤だか、っていう売り方してて激萎え。
こういう売り方って洋楽CDの国内盤にやたら多いんだけど、
ほんとファンを馬鹿にしてると思うんだよね。
好きな人ならもう最初の盤で買っちゃってるじゃん。
で、ちょっと1曲プラスしたからって、また同じの買うか?普通。
ファンなら買え、なんて高圧的な商売してるから
レコード業界はどんどん腐ってくんだと思うぜ。
と、そんな訳で生まれて初めてiTunesストアで1曲購入してもうた。
時代の流れを何か妙に実感する。
便利やね。
最後にちょこっとSATCの映画自体をさくっとこき下ろしておくと、
ストーリーは今時日本のだっさい恋愛ドラマでもやんないような
ベタで陳腐なものだったし、
メインの登場人物に一人も共感できるキャラがいなかった。
自分も大層な人格者なんかじゃないけど、
もーちょっと深く考えたり思いとどまったりできんものかな、と。
アメリカ人がみんなあんな激しい訳じゃないよね???
(以下ネタバレ御免)
新婦の友人(ミランダ)の暴言一つに振り回されて
結婚式当日ドタキャンしちゃうビッグは
どんだけケツの穴ちっちゃいんだ、と思った。
普通、多かれ少なかれ結婚するに当たり不安やら疑問やら感じてても
とりあえず結婚式は女の子のものなんだから、って
諦めたり譲ったりするのが大人の対応なんじゃね?
てか、世の既婚男性のほとんどはそういう試練をくぐり抜けて
ご結婚なさってる訳じゃないすか、たぶん。
あれのどこがいい男やねん?と甚だ疑問。
一方、ドタキャンの一因をミランダに告白されて
ブチ切れるキャリーも本当に身勝手な女だと思う。
最後の一押しをしちゃったのは確かにミランダかもしれないけど、
その前に散々自分勝手やってきてビッグを不安にさせてた、
っていう反省が一瞬で吹っ飛んだ挙句、
ミランダと何日も口を利かないなんてことまでやるってどーゆーこと??理解不能。
まぁ、ミランダの気難しさとプライドの高さは
人のこと言えないなぁ、という同族嫌悪みたいな感情はちょっとあるけど・・・。
シャーロットは、個人的にあのカマトトっぽい雰囲気が苦手。
良い奴なんだけど、
自分の価値観が強過ぎて、
親友として付き合ったらすごく疲れそう。
禁欲しすぎて太ったサマンサだけは可愛かった。
キャリーの新しいアシスタントが凄いできる子で
本作の中では飛び抜けていい奴。
あれは儲け役だと思う。
メールボックスのパスワードが"love"っていうオチは
お粗末過ぎて失笑だったけど
それは彼女のせいじゃなくて脚本家のせいだからよし。
てか、基本的に女が群れてるのを見るのが昔から大嫌いだった
根っからの一匹狼体質の私に合う映画な訳がないんだけどね。
テレビシリーズのをちょこちょこ見てた分には
無責任にそこそこ楽しめてたような気がするんだけど、
バラエティ番組の正月特番みたいに、
何か中身薄まっちゃって面白くなかった、みたいな感じかな。
何でも映画にすりゃいいってもんじゃないんだな、と思った。
そうそう、衣装は相変わらずゴージャスだったけど、
あのウェディングドレスと青い鳥の羽飾りは、
正直、どうなん???????????
あれってセンスいいの?
あと微妙にいつも気になるのが、
カリスマスタイリストのパトリシア・フィールドさん、
ヴィダルサスーンの安室ちゃんのスタイリングとか色々素敵だと思うんだけど、
本人のあのド派手に染めた赤毛と奇抜な服装って・・・
どうなん??????????????
個人的にワーストドレッサー賞をあげたいです。
ええとそんな訳で、
サクッとのつもりがボロクソ書いてしまいましたが。
SATC好きな人、ごめん。