伊東明 著
『恋愛依存症』
講談社+α文庫


心理学の本です。
ドラッグやアルコールなどと同じメカニズムで、
人がいかにして「恋愛」という快楽?に依存してしまうかを非常にわかりやすく書いてあります。

恋愛が過去の心の傷や、それによって無意識に付いてしまった癖に多大な影響を受けていることがよくわかります。

自分が今まで「恋愛」と呼んでたものって一体何なんだ?!という衝撃があります。

愛って何だろう?という誰もがぶつかる問いに対して
哲学っぽいアプローチだけでは決して見えなかったものが見えてきます。

この本に載っているケースは極端なものもありますが、
程度的なことを度外視すればおそらく誰にもが身に覚えがあるのではないかと思うようなものばかりです。

今まで何やってたんだ…と正直私は結構凹みました。


同じ過ちを繰り返さないように、
賢くなるために、
本当に幸せを掴むために、
できるだけ早いとこ読んどいた方がいいよみんな。

まぁ、一言で説明するなら、
「非常に多くの場合、恋愛とは幻想である」
っつうことを心理学的見地から論理的に説明してくれている本ですね。

付き合い始めでノボセ上がってる人にも、
付き合ってる人がいなくて恋に恋しがちな人にも
(ちなみにこれってロマンス依存と言うらしい)、
長く付き合っている人との間のマンネリが気になる人にも、
お薦めです。

このブログで何度も言ってることだけど、
この本を読んで私は
自分で自分の目を塞いでいた物を取り去って大切なものをしっかり見つめる、という作業を、
また一つできました。

「愛のようなもの」じゃなくて「愛」が欲しいなら、
「愛のようなもの」で自分を誤魔化すのはもうやめようよ。
そういう勇気をくれる本です。