こないだ再放送されていたドラマ『HERO』2時間スペシャル版を
ビデオに録画しておいたやつを見ました。
ていうか久し振りにビデオデッキ使ったよ。
最近全部DVDレンタルだったからなー。
おかげで家の中がビデオだらけにならなくて助かってるけど。
キムタク以外の主要メンバーが最後の方にちらっとしか出ないので
ぱちもん臭さ全開かこれは、と思いましたが、
なかなかいいドラマでした。
キムタクの顔が黒過ぎて表情が見辛かったけど(笑)、
今回のドラマではキムタクは別に誰がやってもいいようなチョイ役だったので
まぁ問題無かったんじゃないでしょうか。
いや正直、今回の主演は完全に中井貴一さんですよ。
中井貴一さんの演技は、本当に凄いと思いました。
佇まいから何から、本物の演技ってこういうものなんだ!
っていう圧倒的な存在感がありました。
役者として人として積み重ねてきたものの充実が滲み出ていて、
本物の分厚い輝きでいっぱいで、
なんて魅力的な役者さんなんだろう、ってほんとただただ心を揺さぶられました。
犯人役の長い独白シーンで、
あれだけ見る者の緊張感を切らさずに引き込んでいける役者さんって
そうそういないんじゃないかと思います。
敢えて失礼な言い方をしますけど、
中井貴一さんの真摯な役者っぷりに比べると、
キムタクのは演技っていうかおままごとレベルですね。
子供の、別に何の努力もせず才能と感覚だけでやっている演技と、
大人の、たくさんの努力と経験を自分のものにしてやっている演技。
もう、露骨に勝負あったって感じです。
別に勝負じゃないと思うけど、あまりにも差がありすぎました。
何が問題かというと、キムタク演じる久利生公平が全然「ヒーロー」じゃなくなってしまったことです。
ただのしつこく調べる検事ってだけ。
というより、ただのチンピラもたまには良いこと言うんだね、レベルの人になっていた感じがします。
服装がラフなのも、「型破りな検事」というよりは、「キムタクだから特別」というだけのものになってしまっていた気がしました。
相方の事務官を演じた堤真一さんもさぞかしやりづらかっただろうなぁ。
彼も役者さんらしいしっかりとした演技を見せてくれましたが、
役柄上キムタクに積極的に絡んでいく訳ではないので、
そういう制約の中でキムタクを久利生公平らしく見せるようによくあそこまで支えてあげたもんだと思います。
・・・徒労っぽいけど。
綾瀬はるかちゃんもあの若さで新米検事の役をそつなく演じ切ったのは立派でした。
まだ法学部の学生を演じる方が似合うくらいの年頃なのに、
それなりにしっかりして見えただけでも偉い。
あれで、キムタクとがっつり四つに組むシーンで
キムタクのかっこよさを引き立てるテクニックがあればなお良かったと思うんですけど、
あんまりしっかりしすぎて見えても今度はキムタクの幼稚っぽさが目立ってしまうと思うので、
まぁ、あんなところでよかったんじゃないでしょうか。
そう考えるとドラマ本編でキムタクの女房役だった松たか子は偉い役者さんなんだな、としみじみ。
あんなコントみたいな芝居の中で、勢いだけではないきちんとした演技でキムタクを支え切ったもんなぁ。
松たか子の側にいるとなんか凄い頼りになる男に見えたのは、
あれはキムタク本人の魅力よりも松たか子の功績でしょう。
良い共演者に恵まれていることにちゃんと感謝しろよ!と思います。
ていうか映画版見るの、ホント不安なんですけど・・・。
2時間ドラマもろくに見せられなかったような役者が、映画の主演なんて務まるのかな?と。
周りのキャストは物凄い豪華ですけど、
そしてそれを目当てに見たい気もしている訳ですけど、
やっぱり主役って物語の軸ですからね。
予測としては、
「面白かったけど、別にキムタクじゃなくても『HERO』じゃなくてもよかったんじゃね?」
という感想になるんじゃないかな、と。
ただただ、ビョン様の出番が多いといいなぁ、と願うばかりです。
・・・なんか今日はやたらとミスタッチが多くて書き辛くてしょうがねぇ。
とりあえずそんな感じで。
最近文章の終わり方が荒れててすいません。