今日は久しぶりの自分で作った餃子を食べた。

 

仕事終わりの夫に付き合い飲みながら

夫が突然ハマった数年前のNHKの大河ドラマ

「官兵衛」を見る。

 

夫は何度も泣くあせる

 

私はそれを見てしらける真顔

 

そして夫の寝る時間になり

チャンネル権は私に移り

私は前から楽しみに観たいと思ってた

佐藤愛子さんの「90歳。何がめでたい」を

観た。

 

そうしたら何故だか夫が席を立たず

一緒に観始めて結局最後まで二人で観た。

 

いつも自分の観たいと決めた映画なのに

一番肝心の最後のクライマックスで寝ちゃうのに

今日は最後まで笑って泣いて寝ずに観てた。

これもいい映画でした。

 

 

 

 

 

 

映画の中で甘い和菓子を差し入れされる

そんなシーンが何度もあり

ふだん甘いものを好まない夫だが

「あそこのどら焼きが食べたい」

そう言ったので買いに行った。

 

あそこのどら焼きは市内の老舗で

大きくて重くて美味しくて

ここでは大昔には御使い物の定番だった。

 

その老舗が新居の徒歩圏内にある。

 

夕方、起きてきた夫に見せたら

夫の顔が懐かしそうにほころんだ。

 

まだ2~3歳だったころ

この付近に住んでいた夫は

母親に赤い長靴を履かされていた

その長靴を履いて度々一人で冒険していたそうな。

 

ある日、泣きながら帰ってきた息子(夫)

5円玉を握締めここのどら焼きを

誰にも言わず一人で買いに行ったのだと

 

でもお店の店員に

「お金が足りないから買えないよ。」

そう言われてまだ何もわからない

3歳児は泣きながら帰って来たのだった。

 

その話は何度も何度も義母から聞かされ

その度に毎度言うのは

「本当に憎たらしいったらムキーッ

子供だものそんなの分るわけないのにムキーッ

わたしだったら自分のお金であと5円

出してやって持たせるわムキーッ

 

「もしそうしてくれたら

わたしならその後どうやってその店に

恩返ししたかムキーッ

 

そう50年以上前のことを昨日のことみたいに

恨んでたっけ。

 

そして3歳の時10円だったどら焼きは

今は280円になっていた。

 

これから時々、夫のご褒美に買いに行こう。