ウィーン街歩き 基本編 | イーサンのブログ
オーストリアの首都ウィーンは、東京と同じ23区からなりますが、見どころは、1区の旧市街地にほとんど集中しています。


旧市街地を囲んでいた城壁が撤去され、約4kmの環状道路が作られ、一周するのに途中乗り換えが必要ですが、トラムも走っています。



⬇️ 手書きで、簡単に旧市街地を書いてみました。


イメージしやすいように、目印となる大通りだけを書きました。






⬇️ 実際は下記のように、入り組んだたくさんの通りがあります。






⬇️ 旧市街地の中心にシュテファン大寺院がそびえています。


一番高くそびえてるのが南塔なので、迷った時は目印になります。






⬇️ そこから南へオペラ座までの歩行者専用道路が「ケルントナー通り」(ピンクの道)で、いつも観光客で賑わっています。

デパート、カフェ、お土産屋さんなどが、連なっていて、とても楽しい通りです。






⬇️ シュテファン大寺院から西へ行くと、「グラーベン通り」(黄色の道)です。






⬇️ グラーベン通り西の端

背中側にシュテファン大寺院があります。

写真正面右にある茶色の建物が、高級スーパー「ユリウス・マインス」です。

コーヒー、紅茶、ワインなど、良い品質のものが手に入ります。






⬇️ 突き当たりを左に曲がって王宮までが、ブランド店が並ぶ「コールマルクト通り」(緑色の道)です。

正面に見えるのが、王宮のミヒャエル門です。





⬇️ リンク(紫色の道)を一周するトラムの停留所です。

行きたい方向の終点の駅の名前を覚えておくと、間違えて乗ることはありません。





⬇️ オペラ座の前の通りを走るトラム





トラムや地下鉄のチケットは一回乗車券、24時間、48時間、72時間フリーパスなどいくつか種類がありますが、乗車するとき改札機がありません。

なので、初めて乗る時には、トラム内または、地下鉄なら改札口にある青い刻印機で必ず刻印しなければいけません。(一度だけ)

もし刻印せず、検札係に見つかると不正乗車と見なされて、100ユーロの罰金が課せられるので注意が必要です。

無賃乗車も可能ですが、そのようなことをする人は、ほとんどいないそうです。

裏を返せば、皆んなが正しく乗るので、改札機や改札係をなくすことができるのですね。


また、歩行者が注意すべき点が一つ。

それは、自転車専用道路が設けられていることです。
そこを自転車がスピードを出して走っているので、歩行者がいると接触事故になるので、くれぐれも注意が必要です。🚲

特に、横断歩道の所で、うっかりはみ出してしまうことがあるので、道路を歩く時は、本当に注意しましょう‼️



⬇️ オペラ座





⬇️ オペラ座の裏通り。

見えている建物は、「ザッハーホテル」  とザッハートルテで有名な「カフェ・ザッハー」です。




あちこちで観光用馬車の馬の蹄の音が、軽やかに聞こえて来ます。
街に馴染んでいて、とてもいい雰囲気です。
(*^^*)



⬇️ 王宮となりのブルク庭園にあるモーツァルト像




⬇️ 王宮(ミヒャエル門広場)





★ 街の中は、トラム、地下鉄、バスなどの公共交通機関が発達していますが、中心にあるシュテファン大寺院から円周に当たるリンク(紫色の道)までは、歩いて10分ほどなので、メイン道路を把握していれば、迷うことなくどこへでも徒歩で行けます。


ウィーンは、スペイン、イタリア、フランスのように、スリに気を付けながら歩かないといけないということがなく、安全で、穏やかな街なので、街歩きがとても楽しいです。

もちろん最低限の注意を払うことは必要ですが……


さあ、街の地図が頭に入ったら、観光です‼️

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