台風も一段落したので、オカッパリタチウオ釣りの準備。
堺市在住で原付の稼働範囲しか釣り出来ない当方としては、ポイントと釣り方の選択が重要。
9月~10月中旬位までは湾奥までベイトがあんまり入ってこないので、釣り場はどうしても潮通しの良い沖向きしかない!
ただ、昨今の泉州エリアはそんなポイントが、SORAS条約やマナーの悪い一部の釣り人のせいで少なくなったので、選択肢がない!
20年以上前は、堺市含め泉大津とか高石になんぼでも釣り場あったので、ミチ糸にワイヤーかパイプつけた針直結でのノーシンカーでの釣りでバンバン釣れた。
電灯有るとこや、無ければカーバイトとか焚いたら、足元にタチウオ乱舞してたのに。
タチウオがベイト追って水平ジャンプする姿も長く見てない!
浜寺の出光前とか、地元貢献考えて入場料取っても良いから、もう一度解放してくれんかなー!
その後釣り場が少なくなり、遠投が主流になったが、本当は見切られにくいエサと針の重さだけの自然なフォールが理想!
水温下がると湾奥まで、入ってくるからノーシンカーの釣り成立するが、この時期は遠投ウキ釣り、タチテンヤの引き釣り、ワインドやショアジギングがメイン。
いずれにしても、主に動くものを食べる目の良いタチウオに見切られる可能性が高くなる。
数年前から、かっとび仕掛けという飛ばしウキをつける釣り方も出てきたが、周りでウキ釣りされるとやりにくいとか、棚取りの難しさとか、キャストの際のエサ切れ、仕掛けが高価という理由からかあまり流行ってはいない。
ただ、近くのポイントの状況考えると、アリだと思う。
かっとびを参考に、スーパーボールで飛ばしウキの自作に挑戦。
過去にもカーピング、メバリングで、スーパーボール飛ばしウキ作ったので在庫はある。
ラグビーボール型のスーパーボールグローと赤!(約10g)
とりあえず中通しタイプを作るため
ドリルで穴開け!
千枚通しとかだと割れるので、ドリルは必須!
タミヤの3ミリのスチレンチューブがあったので、3.2㎜のドリルビットで穴開けてプラスチック用接着剤を塗ったチューブを挿入!
カーピングとかはフローティング仕様だったのでここで完成だけど、今回は仕掛けに同調するサスペンドかスローシンキングタイプにしたい。
そこで、ネコリグとかで使うネイルシンカーで浮力調整!
DAISOで買った1.3g。
メクラで刺すのも怖いので、一応浮力計算してみた。
海水の比重:1.03
ポリブタジエン(スーパーボールの主な素材)の比重:0.9
スーパーボールの体積(長半径18mm短半径12mm): 10.857
鉛の比重:11.36
ネイルシンカー刺し込むので体積は無視して、スーパーボールと海水の比重を等しくするには1.4gの重量が必要になる。
スーパーボールに1.4gだけシンカー付けて、3%塩水に入れてみるとスレスレで浮いた!?
完全な楕円体じゃないからかな?
スーパーボールの素材が100%ポリブタジエンか解らないし!
サスペンドって状況によって結局無理なので、シンカー足していくと、だいたい1.8g位で、ゆっくりなスローシンキングになった。
ここからの調整は0.1g刻みだろう!
実際の海で試してないのでどうなるか解んないけど、2~3尋くらいノーシンカーのカーブフォールに近い状態を保てれば、釣れると思う!
2gくらいつけて、ファストシンキングも作ろうかな!
カットビ仕掛けでは、沈む電気ウキ使うけど、タチウオ釣りに水中ライトやケミホタル(サイリウム)必要かどうかは、甚だ疑問!
ベイトを寄せるための明かりは必要と思うけど、長年の経験からオカッパリだと水中ライトやケミホタルの有り無しであまり釣果に関係ない気がする。
夜間のワインドでシャッド系ワームにケミホタル仕込むのは良いと思うけど
例えば、オフショアのタチウオでPEの10m刻みの白の部分を切られて、高切れすること良くある!
そんなに目が良いなら、エサを最大限目立たすために、他の灯りは不要のような気がするのは俺だけかな?