5年くらい使っているASUSのWindowsタブレット(T100TA)が最近調子悪い。
充電しても満充電にならず、アダプターにつないで使っていてもバッテリー残量がどんどん減っていって、いきなり落ちる。
この機種は、設定次第だが標準では充電7%を切ると、電源につないでいても起動しない。
大人の事情では、スマホやタブレットは電池寿命=製品寿命。
本物の大人の事情の視点では、「もったいない」と考えるはずなんだけど・・・
Windows8.1のサポートも終わってないので、ATOMのクァッドコアも気になるが、自力で何とかしようと考えた、
すなわち、バッテリー交換。
実は、バッテリーの手持ちがあった。
1年以上前に不調になった時、バッテリーが問題かなと思ってEBAYで中国から購入。
写真では純正品だったが、届いたらASUSのロゴ無しの互換製品。
前に中華タブレットで、リチウムイオン電池がパンパンに膨れて爆発寸前になったことがある。
小傷など多く、ちょっと不安。
その時は、結局BIOSやチップセットののアップデートで改善したので、密封して冷蔵庫に入れていた。
今回、もう使うこともないかと思っていたのを利用することに。
===以降、作業は危険を伴うので、取り扱いについては自己責任でお願いします===
- 1、タブレットをキーボードドックから外して、コード類やSDカードを外す。
※このとき、私はSDカードを外すの忘れてカードを傷つけてしまい、異常発熱してデータが全部飛びました。
- スクレイパー的なもの(私は精密ドライバーのマイナスを使ったが、樹脂製のもののほうがいい)を隙間にこじ入れながらで外側のカバーを外す。このとき、電源ボタン側じゃなくドックポート側から外していく。電源ボタン側にはツメがあり、無理にこじ開けると折れるあるいは曲がる可能性あり。
- バッテリーコネクターのシール(オレンジ透明)をはがし、コネクターを抜く。つまようじなどを使うと抜きやすい。シールはまた使うので置いておく。
- バッテリーパックは強粘着テープで張り付けてあるので、コネクターの反対側から注意してはがしていく。やわらかいので、破裂しないように慎重に。プラスチック手袋などをはめて手で作業したほうがいい。
- テープの粘着力が残っていると思うので、新しいバッテリーパックを張り付けて、端子をつなぎ、テープでカバーする。
- 電源ボタン側から、隙間があかないようにカバーを嵌めると作業終了。
無事、使えるようになりました。
動きもサクサク、充電も満充電(白ランプ)になりました。
古い機種なので、メーカー修理ができません。
危険な可能性もありますので、修理業者に頼むか、買い替えたほうが良いかもしれません。
ただ、もったいない一心で作業しました。ご参考まで。